
水戸に新たなアートスペース「ARTS ISOZAKI」が誕生。 こけら落としは雨宮庸介展
茨城県の中心地であり、水戸芸術館が位置する水戸市に新たなアートスペース「ARTS ISOZAKI」が9月16日にオープンする。ディレクションするのは十和田市現代美術館のディレクションなどに携わってきた磯崎寛也。

茨城県の中心地であり、水戸芸術館が位置する水戸市に新たなアートスペース「ARTS ISOZAKI」が9月16日にオープンする。ディレクションするのは十和田市現代美術館のディレクションなどに携わってきた磯崎寛也。

グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する公募展「1_WALL」。その二次審査を通過したファイナリスト6名の作品が展示される第19回グラフィック「1_WALL」展が、銀座ガーディアン・ガーデンにて8月28日から開催される。会期中の8月30日には公開最終審査が行われ、その場でグランプリが決定することでも注目を集めている本展。今年のファイナリストたちの作品をチェックしよう。

雑誌『美術手帖』が創刊70周年を記念し、「美術批評はどこへ向かうのか?」をテーマとしたトークイベントを8月30日、銀座 蔦屋書店にて開催する。登壇者は若手批評家・キュレーターとして活躍する沢山遼、長谷川新、塚田優。

半世紀以上にわたってアーティストとして活動し、国内外で強い存在感を示し続ける草間彌生。その人生と創作をインタビューや記録映像でひもとくドキュメンタリー映画『KUSAMA - INFINITY』が9月7日よりアメリカで公開される。

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]が、2006年より毎年夏に開催している「ICC キッズ・プログラム」。今年は「さわるのふしぎ、ふれるのみらい」と題し、触覚をテーマにテクノロジーを利用した芸術表現、デザイン、遊びなどを紹介している。会期は8月26日まで。

美術家・ケイト・グルービーの個展「Pure Pleasure」が、東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催される。グルービーは、2009年から3年に1度行われている大和日英基金アートプライズを受賞した初の女性作家。会期は9月12日〜10月13日。

世界から最新のポスターを公募し、審査・選抜する日本で唯一の国際公募展「世界ポスタートリエンナーレトヤマ」。現在、富山県美術館では、応募総数3239点のなかから選ばれた入選・受賞作品に、実行委員・審査員による招待作品を加えた約400点の作品群を見ることができる。会期は10月8日まで。

画家・西村有の個展が、石川県の金沢21世紀美術館で開催される。本展は、同美術館が2014年より実施している、若手作家を中心に個展形式で紹介する展覧会シリーズ「アペルト」の第9回目。会期は10月6日〜2019年3月24日。

2018年8月、豊橋市が「ふるさと納税」の返礼品を拡充。そのなかのユニークな取り組みが、閉館後に豊橋市美術博物館を貸し切りで楽しめる「夜の美術館を丸ごと貸し切り!ナイト・ミュージアムへようこそ」といった体験型返礼品だ。

社会現象や美術史、カルチャーなど分野にとらわれず様々なトピックをジョーク的発想に変換し、作品として発表しているアーティストの加賀美健の個展「加賀美健 レトロスペクティブ」が、PARCO MUSEUMにて開催される。会期は8月31日〜9月17日。

レディ・ガガが愛用していることで世界的に知られているヒールレスシューズなどで知られるアーティスト・舘鼻則孝の最新個展が東京・九段北の旧山口萬吉邸(kudan house)で開催される。わずか3日間のみの会期で、歴史的建造物を舞台に開催される本展の見どころとは?

海外旅行ではショッピングやレジャーだけでなく、美術館へ展覧会を見に行くのも楽しみのひとつ。今回はアメリカで開催されている展覧会のなかから、編集部が注目する展覧会をピックアップ!ニューヨークを中心に、様々な歴史をアートで体感できる4つの展覧会を紹介する。

中国の首都・北京を凌ぐ勢いで文化の盛り上がりを見せる上海。巨匠から新世代の作家まで、上海アートシーンの熱気を感じることのできる展覧会「魔都の鼓動 上海現代アートシーンのダイナミズム」が熊本市現代美術館で開催される。会期は9月22日〜11月25日。

ラグジュアリーブランドのロエベが、ミラノサローネにて展示した世界中のテキスタイルを日本で展示している。会場となっているのは、大阪・阪急うめだ本店のウィンドウだ。この特別なディスプレイを見られるのは9月10日まで。

東京国立近代美術館で9月17日まで開催中の「ゴードン・マッタ=クラーク展」。この35歳という若さでこの世を去った稀代のアーティストについて、建築史・建築批評家の五十嵐太郎と演出家の高山明が語るトークイベントが代官山 蔦屋書店にて8月22日に開催される。

日本をはじめとする世界各国で愛される北欧の陶芸家、リサ・ラーソンの回顧展が新潟市新津美術館で開催される。会期は9月1日〜11月11日。

画壇の潮流に左右されない江戸時代後期の絵師・横山華山。その多彩な画業を系統立てて紹介する初めての回顧展「横山華山」が東京ステーションギャラリーで開催される。会期は2018年9月22日~11月11日。

国宝や重要文化財の刀剣が一堂に会する特別展「京のかたな 匠のわざと雅のこころ」が京都国立博物館で開催される。同展は山城鍛冶の技術系譜と刀剣文化を探る京博の初の試みとなる。会期は2018年9月29日~11月25日。

世界の人々に対して日本の魅力を表現・発信するための、外務省が実施する海外拠点事業「JAPAN HOUSE(ジャパン・ハウス)」が、世界3都市を巡回する企画展第3期を募集している。対象は「JAPAN HOUSE」の趣旨に沿って活動できる個人やグループ、企業など。応募の締め切りは2018年9月14日。

エルメスのアーティスト・レジデンシー展「眠らない手」が、銀座メゾンエルメス フォーラムで開催される。本展は、おもにフランスを拠点とするエルメスの様々な工房での滞在制作プログラムに参加した9名の美術家を2期にわたって紹介するもの。会期は9月13日~11月4日(前期)、11月15日~2019年1月13日(後期)。