2011年の東日本大震災後、都市空間における環境・省エネルギー技術活用の関心の高まりをきっかけにスタートした国際アートイベント 「スマートイルミネーション横浜」が今年も開催される。
「アートプログラム」「スマートイルミネーション・アワード 2018」「連携プログラム」からなるこのイベント。

まず、「アートプログラム」では、荒牧悠、金大偉、日下淳一、久保寛子、髙橋匡太、TETSUJIN(髙橋哲人、モシ村マイコ)、徳永宗夕、原倫太郎といったアーティストに加え、大学、企業など全15組が参加する。今回は「Potential of lights(光が持つ可能性の追求)」をテーマに、太陽光発電や蓄電、LED、有機 ELなどの新エネルギーや再生可能エネルギー技術が溢れる現代における「照明」の可能性を模索。インタラクティブな作品やパフォーマンス、イベント、ワークショップを含む全19作品を通して、環境・省エネ技術とアートの融合を体現する5日間となっている。
アーティストの発掘と育成を目的にした「スマートイルミネーション・アワード 2018」には、今年は17作品が集結。5名の審査員によって選ばれた作品は、11月4日に象の鼻テラス内で表彰を受ける。

また、本イベントの趣旨に賛同した様々な施設、団体よる多彩なイルミネーションが 横浜市内で繰り広げられる「連携プログラム」も開催。横浜市建築局建築防災課が主催するプログラムでは、光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンスを行う髙橋匡太が《ひかりの実 2018「防災の樹」》 を発表する。























