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GINZA SIXの新アートはクラウス・ハーパニエミ。全長約10メートルの巨大インスタレーションをチェック

草間彌生から始まり、ニコラ・ビュフ、塩田千春らの作品を館内で展示してきたGINZA SIX。その新たな作品が、11月5日にお目見えした。2019年のクリスマス・シーズンを彩るのは、フィンランドのアーティスト、クラウス・ハーパニエミによる巨大作品だ。

NEWS / HEADLINE

藤田嗣治の裸体画が起点。KOTARO NUKAGA「眼差し そしてもう一つの」展でヌード表現を考える

ヌードをテーマとした絵画を中心に展示し、20世紀初頭から現代に至る身体表象を俯瞰する展覧会「眼差し そしてもう一つの」が、東京・天王洲のKOTARO NUKAGAにて12月7日まで開かれている。藤田嗣治の裸体画を起点に、セザンヌから現代アーティストまで様々な作家の作品と併置する本展を、武蔵野美術大学教授の田中正之、ギャラリーディレクターの額賀古太郎のコメントともに紹介する。

NEWS / PROMOTION

「脱出ゲーム」で問う、パブリック・アートの可能性

1974年よりニューヨークを拠点に、パブリック・アートに特化したプロジェクトを数多く手がけてきたNPO「クリエイティブ・タイム」が、若手アーティストから企画を募る「オープン・コール」をローンチした。600を超える応募のなかから選ばれた、第1回目のプロジェクト「The Privilege of Escape」の様子をレポートでお届けする。

NEWS / REPORT

東京ビエンナーレ2020プレイベント「水都・日本橋のゲニウス・ロキは、どこへ向かう?」が開催中。鈴木康広、スプツニ子!+西澤知美、やんツーらが新作を展示

2020年の開催が予定されている「東京ビエンナーレ2020」。そのプレイベントの一環として現在、日本橋のCOREDO 室町テラスで「水都・日本橋のゲニウス・ロキは、どこへ向かう? コンテンポラリーアーティスト3組の新作展」が開催されている。会期は11月10日まで。

NEWS / PROMOTION

東京都現代美術館でファッションショーも。PUGMENTの2020年春夏コレクションをチェック

PUGMENTの2020年春夏コレクション「Purple Plant」の舞台は、戦後の占領下で言葉が失われた世界。人々が街に残るTシャツの文字から歴史を復元しようと試みるストーリーのもと、衣服のコレクションおよび東京都現代美術館でのインスタレーションを構成したという。

NEWS / EXHIBITION

2019年最後のSBIアートオークションが開催。草間彌生が9000万円、ルノワールが8500万円で落札

11月1日と2日の2日間にわたり、東京・代官山で開催されたSBIアートオークションの第35回モダン&コンテンポラリーセール。現代美術作品を中心に、近代美術やマンガなどを含む500点以上の作品が出品された。当日の会場の様子と、主要な落札結果をレポートする。

NEWS / MARKET

立川にミュージアムとプレイパークを核とした施設「PLAY!」が誕生。初回展には『はらぺこあおむし』のエリック・カールも

東京・立川に建設中の新街区「GREEN SPRINGS」内に、新たな複合文化施設「PLAY!」が誕生。同施設は「絵と言葉」をテーマに絵本やマンガ、アートの展覧会を開催するミュージアムや、子供も大人も楽しめるプレイパークを核とするもの。オープンは2020年4月10日(4月10日追記:開業は5月15日以降に延期)。

NEWS / HEADLINE

関根伸夫の回顧展が鎌倉画廊で開催へ。「もの派」に至るまでの試行錯誤やその後の展開をたどる

2019年5月13日に76歳で逝去した「もの派」を代表する美術家の関根伸夫。今回、その回顧展「関根伸夫 1942-2019」が、神奈川県の鎌倉画廊で開催される。本展では、関根が空間認識を探る礎となった初期を代表する「位相」シリーズの《位相No.9》から、アイデアの源泉である素描の数々や版画までを通覧できる。会期は11月9日~12月28日。

NEWS / EXHIBITION

すべてがつながる展覧会。フィリップ・パレーノの日本初美術館個展「オブジェが語りはじめると」が開幕

フランスを代表するアーティスト、フィリップ・パレーノ。その日本における美術館初個展「オブジェが語りはじめると」が東京・神宮前のワタリウム美術館で開幕した。1994年から2006年にかけて制作された代表的な作品が並ぶ本展の特徴とは?

NEWS / REPORT

中国本土最大級のアートフェア「ウェストバンド・アート&デザイン」。ダブルホールに主要ギャラリーが集結

世界のアートシーンが上海に注目する11月。代表的なイベントのひとつとして、「ウェストバンド・アート&デザイン」が11月7日〜10日に上海ウェストバンド・アートセンターで開催される。「ダブルホール」のかたちで行われる中国本土最大級の同フェアでは、2会場にわたって幅広いジャンルの現代美術作品が紹介される。

NEWS / MARKET

カプーアの個展からKAWS設計の家具まで。2019年「アート021」の注目ポイントとは?

11月、世界アートシーンから注目を集める上海。その代表的なイベントのひとつ、第7回となる「アート021 上海コンテンポラリー・アートフェア」が11月7日〜10日に上海エキシビジョン・センターで開催される。18ヶ国57都市から111のギャラリーが登場する今年のフェアの注目ポイントとは?

NEWS / MARKET

片岡真実キュレーションの展覧会にやなぎみわ、塩田千春、毛利悠子らが参加。代官山で開催の「ELLE LOVES ART」をチェック

ファッション雑誌『ELLE Japon』の30周年を記念したアートイベント「ELLE LOVES ART」が開催。片岡真実のキュレーションによる15組の女性アーティスト展のほか、様々な分野で活動するクリエイターによる作品の展示やトークショーも開催される。会期は11月16日〜17日の2日間。

NEWS / EXHIBITION

山元彩香、鈴木のぞみ、庄司朝美、横山奈美、三田村光土里を連続個展形式で紹介。「Unknown Image Series no.8」をチェック

インディペンデント・キュレーター、カトウチカによる展覧会シリーズ「Unknown」の第8回が「イメージ」をテーマに開催。今回は山元彩香、鈴木のぞみ、庄司朝美、横山奈美、三田村光土里の5名をvoid+、HIGURE 17-15 casの2会場にて連続個展形式で紹介する。「#1 山元彩香 “Organ”」展の会期は11月1日〜30日。

NEWS / EXHIBITION

日韓のジェンダーギャップ指数の低さを考える。『82年生まれ、キム・ジヨン』の朗読から出発するシンポジウムとは?

日本と韓国のジェンダーギャップ指数の低さと向き合い、考察を深めるためのシンポジウムが、11月17日に学習院女子大学で開催される。本企画は、チョ・ナムジュのベストセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』(2016)のリーディングをベースとしたものだ。

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