2020.9.26

伝説のセレクトショップ「コレット」最後の日々を追ったドキュメンタリー。映画『COLETTE, MON AMOUR』が渋谷パルコで2週間限定上映

2017年12月に惜しまれつつ閉店を迎えたパリの伝説的なセレクトショップ「コレット」。その閉店までの日々を追ったドキュメンタリー映画『COLETTE, MON AMOUR(コレット・モン・アムール)』が、9月26日より2週間限定で上演される。

『COLETTE, MON AMOUR(コレット・モン・アムール)』より
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 2017年12月、多くの人々に惜しまれつつ閉店を迎えたパリの伝説的なセレクトショップ「コレット」。その閉店までの日々を追ったドキュメンタリー映画『COLETTE, MON AMOUR(コレット・モン・アムール)』が、9月26日より2週間限定で渋谷パルコ内の映画館「ホワイト シネクイント」で上演される。

『COLETTE, MON AMOUR(コレット・モン・アムール)』より

 本作は、ベルリン発のメンズオンラインメディア「HIGHSNOBIETY(ハイスノバイエティ)」とパリの映像プロダクション「La /Pac」が共同プロデュースし、ユージ&イリアーヌ・ローソン=ボディ兄弟が監督を務めるもの。映画には、カニエ・ウェストやファレル・ウィリアムス、Futura 2000、ヴァージル・アブロー、片山正通、NIGO、阿部千登勢、YOON、井野将之など、コレットのファンであった世界中の著名人が彼らの思い出やコレットがファッション業界に与えた影響について熱い思いを語る貴重な映像も含まれている。

『COLETTE, MON AMOUR(コレット・モン・アムール)』より

 監督のユージ・ローソン=ボディは「閉店のニュースを聞いてすぐに、コレットの最後の日々を記録しなければいけないという衝動にかられ撮影を始めました」と本作の撮影動機について語っており、イリアーヌ・ローソン=ボディも「伝説のアドレス、パリ、サントノーレ通り213番地の閉店までの日々やコレットが象徴するものを記録に残すことは我々にとって不可避なことでした」とコメントしている。

 コレットの創立者でありクリエイティブディレクターを務めたサラ・アンデルマンは、「このドキュメンタリーを通して私と母の過ごした美しい時間を共有し、すでにコレットを訪れたことがある人にはその時の体験を呼び覚まし、訪れることができなかった人たちには当時の様子を少しでも感じていただければと思っています」とコメント。なぜコレットが伝説のセレクトショップと呼ばれ、なぜ多くの人々に愛されたのか。本作を見れば、その理由がわかるはずだ。

『COLETTE, MON AMOUR(コレット・モン・アムール)』より

  なお映画の公開を記念し、限定のマーチャンダイズを取り扱うポップアップストアも渋谷パルコ「2G」内にオープン。他の都市でも発売された、「メゾンキツネ」「フューチュラ2000」などとのコラボアイテムに加え、「サカイ」「ダブレット」「ヒューマンメイド」「メディコム・トイ」など、映画に登場するクリエーターによるスペシャルプロダクトや、「2G」「スウォッチ」「エド・バンガー」などとのコラボレーションなど、ハイスノバイエティとサラがキュレーションした日本限定アイテムが多数登場する。