
サザビーズが女性アーティストに特化したオークションを開催へ。その狙いとは?
サザビーズが5月20日〜27日の期間中、初めての女性アーティストに特化したオークション「(Women)Artists」をオンラインで開催。オールドマスターから現代美術まで、400年にわたる女性アーティストの作品をラインナップする。

サザビーズが5月20日〜27日の期間中、初めての女性アーティストに特化したオークション「(Women)Artists」をオンラインで開催。オールドマスターから現代美術まで、400年にわたる女性アーティストの作品をラインナップする。

文化庁による文化発信プロジェクト「CULTURE GATE to JAPAN」。その一貫として、羽田空港・成田空港ではニューヨーク近代美術館(MoMA)のパオラ・アントネッリがキュレーションした「VISION GATE」が開催されている。

第40回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第40回は、店舗兼自宅の屋上にデパートにある遊園地のようなスペースをつくりあげた都甲博文を紹介する。

オブジェや平面、既製品を組み合わせ、ユーモアや皮肉を込めたインスタレーションを手がけるカスパー・ミュラーと、絵画、オブジェクト、そして画中にあるものに等価な関係を構築しようとする臧坤坤(ツァン・クンクン)。現代のポップ・アートをめぐる二元論と、同時期にチューリヒで開催された両者の個展に見られる二重性について、清水穣が論じる。

今年2月にオープンした日本で2つ目のエスパス ルイ・ヴィトンとなる「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」。そのオープニング展覧会「Fragments of a landscape(ある風景の断片)」展に、ジョアン・ミッチェルの2作品が追加された。

アーティストの岡田裕子とファッションデザイナーのHIROKO ITOが、Art×Fashion×Medicalをキーワードとして昨年4月に立ち上げたアートプロジェクト「W HIROKO PROJECT」。その展覧会「Di_stance」が、5月9日〜23日にBLOCK HOUSEで開催される。

アメリカ・テキサスに位置する、マーク・ロスコの黒を基調とした14枚の絵画が設置されたロスコ・チャペル。チベット瞑想の専門家であるアレハンドロ・チャウルが同チャペルで収録したガイド付きの瞑想が、5月10日にオンラインで開催される。

東京都の小池百合子都知事は5月7日の記者会見で、緊急事態宣言の延長に合わせて都立の美術館・博物館も引き続き休館を継続する方針を示した。

アーティストの薄久保香は、写真撮影、デジタル画像の制作、絵具と筆を用いたペインティングという3段階の制作過程を経て作品を完成させる。個展が開催中のMA2 Galleryで、世界をとらえるその方法論について話を聞いた。

第3回
近年、美術館だけでなく、アートを扱うショップやギャラリーなどもTikTokを活用し、新しいファン層に発信を始めている。そのひとつが、芸術文化発信事業に力を入れている寺田倉庫。去る4月11日には寺田倉庫株式会社が運営するPIGMENT TOKYOからTikTok LIVEを実施、多くのコメントを得るなど好評を博した(PR)。

『美術手帖』2021年6月号は「松山智一」特集。雑誌『美術手帖』編集長・望月かおるによる「Editor’s note」です。

名古屋市美術館にて、2月〜3月に開催された本展では、1920年代に日本のピクトリアリズムをけん引した〈愛友写真倶楽部〉や写真家・東松照明を生んだ都市、名古屋の写真表現の展開に焦点をあてた。同地名古屋に根ざす美術館で、その物語はどのようにつむがれたのか? 東京ステーションギャラリー学芸員の若山満大がレビューする。

インターポール(国際刑事警察機構)は5月6日、インターポールが把握している盗難美術品を検索できるアプリ「ID-Art」をリリースした。

『美術手帖』6月号は「松山智一」特集。美術を独学で学び、ニューヨークでサバイバルし続ける、その独自の芸術言語に迫る。

フランスの実業家でアートコレクターのフランソワ・ピノーによる私設美術館「ブルス・ドゥ・コメルス - ピノー・コレクション」(Bourse de Commerce - Pinault Collection)が、5月22日にオープンする。ピノー・コレクションからなるテーマ別の展覧会や所蔵アーティストに捧げられた展覧会などを予定している。

明治から昭和にかけて風景画を中心に活躍した吉田博。その木版画に焦点を当て、200点近い作品やスケッチともにその技術や主題の変遷を紹介する大規模な個展が東京都美術館で開催された「没後70年 吉田博展」だ。本展を評論家の塚田優が論じる。

各界の民間有志による実行委員会と東京藝術大学の共同事業「ポストコロナ・アーツ基金」。これに参加するアーティスト17組による展覧会「『新しい成長』の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」が、東京藝術大学大学美術館で開催される。会期は6月8日~27日。

美術手帖では、批評家や学芸員らによる展覧会レビューを毎月掲載。そのなかから、4月に公開された全7本をお届けする。各レビューの詳細はリンクから全文をチェックしてほしい。

第36回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2021年4月号の「BOOK」2冊目は、映画監督・大川史織による、「戦争」を語る/表現する10組の実践者たちへの聞き取り調査をまとめた『なぜ戦争をえがくのか』を取り上げる。

昨年7月、新宿・歌舞伎町にオープンしたユニークなスペース「デカメロン」。同店が、アートスペースを拡大しリニューアルオープンした。