アメリカ政府の機密文書も。ウィキリークスがコラボした初の展覧会がロンドンで開催へ

ウィキリークスとイギリスのアート団体「a/political」がコラボレーションした初の展覧会「States of Violence」がロンドンで開催される。アイ・ウェイウェイらのアーティストの作品に加え、アメリカ政府の機密文書をもとにした出版物も公開される予定だ。会期は3月24日〜4月8日。

NEWS / EXHIBITION

第3回

李禹煥が語る「坂本龍一の音と音楽」

坂本龍一が敬愛するアーティストであり、『12』のアルバムジャケットも手掛けた李禹煥。2022年の夏に「李禹煥」展の関連プログラムとして行われた松井茂(詩人・情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科准教授)との対話のなかで、彼が語った「坂本龍一の音と音楽」についての一部を抜粋・編集しお届けする。

PREMIUM

東京国立近代美術館副館長が明かす「重要文化財の秘密」の裏側

東京国立近代美術館70周年記念展「重要文化財の秘密」が3月17日に開幕した。近代美術としては史上初・重要文化財のみで構成されるという異色の展示は、どのように実現したのか。スキャンダラスな展示タイトルに込められた想いとは。同館副館長で本展担当学芸員の大谷省吾による特別寄稿を掲載する。

INSIGHT

ブルターニュから見えてくる西洋絵画の血脈。国立西洋美術館「憧憬の地 ブルターニュ」に集結した名画を見る

19世紀後半から20世紀にかけ、各国の画家たちが訪れ数多くの作品を生み出したフランス北西部のブルターニュ地方。この地に着目した初の展覧会「憧憬の地 ブルターニュ ─モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」が国立西洋美術館でスタート。会場の様子をレポートする。

NEWS / REPORT

PREMIUM

「3331 Arts Chiyoda」は何を残したのか。中村政人インタビュー

2010年にオープンしたアートセンター「3331 Arts Chiyoda」が、2023年3月31日をもって閉館する。街に創造性を伝播させることを企図した出発から、13年かけてどのような手応えを得たのか。事業運営を担った合同会社コマンドA統括ディレクターでアーティストの中村政人に、未来への展望も含めて話を聞いた。

INTERVIEW

魂が宿る建築とは何か。ヘザウィック・スタジオ展で見る、共感する建築

世界が注目するデザイン集団、ヘザウィック・スタジオの主要プロジェクトを日本で初めて紹介する企画展「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」が、六本木ヒルズ森タワーの東京シティビューで開幕した。本展の見どころを創設者トーマス・ヘザウィックの言葉とともにレポートする。

NEWS / EXHIBITION

甲乙つけがたい。長谷川新 評「私はなぜ古谷渉を選んだのか」

京都のHAPSが「公立美術館における障害者等による文化芸術活動を促進させるためのコア人材のコミュニティ形成を軸とした基盤づくり事業」の一環として行った、古谷渉の個展「私はなぜ古谷渉を選んだのか」。滋賀県立美術館館長(ディレクター)の保坂健二朗をゲストキュレーターに、「障害のある人が関わる文化芸術活動を拡張する基盤をつくる本事業の先駆的な取り組み」として開催された本展を、インディペンデント・キュレーターの長谷川新が振り返る。

REVIEW

PREMIUM

SBIアートオークションがアートフェア東京に合わせてオークションを開催。“スター”作家の傾向とは?

SBIアートオークションは3月11日に東京国際フォーラムにて「Tokyo Contemporary: Redefined」セールを開催。アートフェア東京の時期に同会場内にて初開催された昨年に引き続き、「東京のいま」を反映する87点に厳選されたキュレーションセールの主要な落札結果をレポートする。

NEWS / MARKET

直島初の本格旅館「ろ霞」。アート×宿の新たなかたち

近年注目されている、アートと宿の調和。2022年、直島にオープンした本格旅館「ろ霞」は、数あるアートホテル・旅館と一線を画す感性で、極上の宿泊体験の提供と、若手アーティストの支援を行っている。「囲炉裏」のような場所を目指しているという、同館の魅力を紹介する。

NEWS / PROMOTION

テクノ、伝統工芸、NFT を融合したアートピース「TechnoByobu」。ルー・ビーチによるYMOのアルバムアートワーク《Electronic Fan Girl》が登場

テクノと伝統工芸を融合したNFT証明書つき作品「TechnoByobu(テクノ屏風)」シリーズ。その第1弾として、ルー・ビーチによるYMOのアルバムアートワークを洋金箔のうえに施した《Electronic Fan Girl》が受注販売を開始した。

NEWS / PROMOTION

徹底したフィールドワークから自然と人との関係性を描く。永沢碧衣インタビュー

「VOCA展2023」の大賞を受賞した、絵画作家・永沢碧衣。受賞作《山衣(やまごろも)をほどく》を制作するきっかけとなった「マタギ文化」との出会いや、そのフィールドワークを重視した制作スタイルの確立に至るまでの活動を紹介するとともに、今後の展望についても話を聞いた。

INTERVIEW

メンバーが語る「ダムタイプの方法」。アーティゾン美術館の《2022: remap》はいかにつくられたのか

東京・京橋のアーティゾン美術館で開催中の「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap」。ヴェネチアでの《2022》を再構築し、同館で展開されている《2022: remap》がいかにつくられ、そこにどのような集団としての協働があったのか。メンバーである高谷史郎、古舘健、濱哲史、南琢也の4人に話を聞いた。

INSIGHT / PROMOTION