注目の16組による「試行錯誤」を見逃すな。横浜のアートフェス「Art Squiggle Yokohama 2024(アートスクイグルヨコハマ 2024)」へ
横浜の山下ふ頭では9月1日まで、現代アートフェスティバル「Art Squiggle Yokohama 2024(アートスクイグルヨコハマ 2024)」が開催中だ。全16組の若手アーティストが参加するこの新たなアートイベントの見どころをお届けする。
横浜の山下ふ頭では9月1日まで、現代アートフェスティバル「Art Squiggle Yokohama 2024(アートスクイグルヨコハマ 2024)」が開催中だ。全16組の若手アーティストが参加するこの新たなアートイベントの見どころをお届けする。
今週末までに開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
8月7日、ロンドンのリバプール・ストリート駅に草間彌生の巨大な彫刻がお目見えした。力強い作品によって、周辺の風景ががらりと変わった。また緑あふれるケンジントン・ガーデンズでは《南瓜》の展示もスタート。この夏、草間作品がロンドンのパブリックアートを牽引している。
熱海のMOA美術館で、尾形光琳の国宝《紅白梅図屏風》と重要文化財《風神雷神図屏風》を一堂に展示する企画展が開催される。会期は11月1日〜26日。
第3回
日本全国にあるミュージアムが販売するオリジナルのミュージアムグッズ。編集部がとくに気になるものを館ごとにピックアップしてご紹介する。
アジアを代表する国際展として、2年に1度、韓国・光州で開催される「光州ビエンナーレ」。初回から30周年を迎える今年の第15回光州ビエンナーレに福岡市が「日本パビリオン」として参加するのを前に、FaN/福岡市主催による第15回光州ビエンナーレ・日本パビリオンのシンポジウムを開催。日本パビリオンのキュレーター・山本浩貴をモデレーターとして、第15回光州ビエンナーレのディレクターを務めるニコラ・ブリオー、光州ビエンナーレ財団のチェ・ドゥス、そして作家の内海昭子と山内光枝が参加した。
南青山のGARDE Galleryで、日々の暮らしやそこにある幸福に目を向けるアーティスト・渡邊一翔による個展「Atomic Love - Transience of Life - 」が開催される。会期は8月18日〜30日。
これまでチェルシーを中心に栄えてきたニューヨークのギャラリーシーンは、近年その勢力図が変わりつつある。高騰する家賃や商業化が進むなか、ギャラリーは新たな拠点を求め、ダウンタウンのトライベッカが注目を集めている。本記事では、トライベッカへの移転の背景やその魅力、さらに今後のアートシーンに与える影響について探る。
伊勢丹新宿店の「イセタン ザ・スペース」で、「ロナン・ブルレック~この手が覚えていることThe hand remenbers~展」が8月31日より開催される。初公開のドローイングやセラミックアート、独自のインテリアデザインが一堂に展示される。
「霧のアーティスト」として知られる中谷芙二子が姫路市立美術館の庭園で12月1日まで展開している「《白い風景―原初の地球》霧の彫刻 #47769 SeriesII」。本作と 「ダムタイプ」のメンバー・高谷史郎とのコラボレーションが9月6日の夜間よりスタートする。一般公開に先立って行われた作品発表をレポートする。
国立歴史民俗博物館で、歴史資料を未来へつなぐための営みについて紐解く企画展示「歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―」が開催される。会期は10月8日~12月8日。
グラフィティアーティストのバンクシーが、8月5日からロンドン市内で毎日1作品ずつを披露し続けて大きな話題となっている。それらが描かれる場所は市内全域に渡っており、高級住宅街からインダストリアルなエリアまで様々だ。果たして今回はどのような意図が秘められているのか。この間登場した作品を時系列で追う。
大阪中之島美術館で、スイスを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファーであるヨゼフ・ミューラー=ブロックマンと、そのパートナーであり日本人芸術家の吉川静子の活動の軌跡をたどる大回顧展「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」が開催される。
アートチーム・SIDE COREの大規模個展「SIDE CORE 展|コンクリート・プラネット」が、東京・外苑前のワタリウム美術館で開幕した。会期は12月8日まで。
高額な美術品に欠かせない美術品保険。その大手であるAon(エーオン)のオランダ支社ディレクターが語る、美術品保険の役割、そして課題とは?
第23回
ネオン管を克明に描くシリーズを発表してきた横山奈美。「遠くの誰かを思い出す」と題されたケンジタキギャラリー 六本木での個展では、インドでの滞在を通して制作された新作絵画を発表。これまでの「ネオン」シリーズの変遷と、その背景にある考えについて話を聞いた。
魑魅魍魎や妖(あやかし)、死者に亡者や幽霊は、日本美術でも多く描かれてきた。ここではそんな「こわい」モチーフを描いた作品を5点ピックアップ。怖ろしいけれどそれゆえに人々を魅了する作品は、各時代の「こわい」の感覚を伝えてくれる。その想いとともに、ひととき暑さを忘れてみたい。
第2回
マンガ、アニメといったサブカルチャーは、2000年の村上隆による「スーパーフラット」以降、日本の現代美術の文脈を語るうえでもはや外すことができない領域となった。いっぽうで、ヴィデオゲームがその文脈であまり語られてこなかったのはなぜなのだろうか。日米間におけるヴィデオゲームの発展を美術史の流れになぞらえながら整理するとともに、そのなかで培われた独自の空間意識からゲームにおけるキャラクターデザインの美学、そしてゲームと現代美術はいかに交わっていくことができるのかについて、現代美術家・たかくらかずきが全3回にわたって論じる。第2回はたかくらが提唱する「キャラクター・マトリクス」をお届け。
ワシントン・ナショナル・ギャラリーやスミソニアン博物館群など世界的に名高い美術館が集まっている米国の首都ワシントンD.C.。無料公開の館を中心に、編集部がオススメのワシントンD.C.の美術館をまとめて紹介する。
第22回
鑑賞者と作品を取りまく空間や場所の観察を起点に、セラミックなどの自然の要素を作品に取り入れるケイト・ニュービー。昨秋より、東京での展示の機会が続いた作家に、制作へのアプローチ方法と作品の意図、そして多くの滞在制作を経た現在の関心について、話を聞いた。