独特の存在感を放つ6名のアーティストによるグループ展「small good things」はどのような展示空間を生み出すのか?

今井俊介、川角岳大、長沼基樹、大野陽生、渡邉庸平、横井七菜によるグループ展「small good things」が、東京・初台のHAGIWARA PROJECTSで開催される。会期は10月13日~11月4日。

渡邉庸平 ひらく光、埃たち #1 2017

 東京・初台のHAGIWARA PROJECTSがグループ展「small good things」を開催する。

 参加作家は、ストライプの旗をモチーフとした「フラッグ」シリーズをはじめ、抽象的なペインティングで知られる今井俊介や、犬・カニ・車・パイナップルなどをシュールな世界観で描く川角岳大、薄く溶いた絵具を滴らせ、懐古的な風景画を生み出す長沼基樹など6名。

 本展は「small good things」という展覧会通り、小作品だけにフォーカスし、そのなかでのイメージと空間の関係性を問うことを狙うもの。いくつもの物語を想起させるような絵画やドローイングなどの平面作品、彫刻など、各作家の新作および近作によって構成される。異なる素材と多彩なアプローチから生まれるイメージの広がりを楽しみたい。

編集部

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