草間彌生の「無限の網」と関連資料のNFTが約17.8億円で落札。オークションレコードを更新

草間彌生の「無限の網」シリーズ2点とその関連資料のNFTが、7月24日に中国のオークションハウス「上海嘉禾」(Shanghai Jiahe)にて行われたセールで約17億8000万円で落札。シングルロットとして出品されたこれらの作品の落札は、草間のオークションレコードも更新した。

NEWS / MARKET

インド古代叙事詩の全編舞台化。『完全版マハーバーラタ』に見るアジア哲学の根源

世界三大叙事詩に数えられるインドの『マハーバーラタ』。かつてパパ・タラフマラを主宰し、舞踊や演劇、パフォーミングアーツという枠組みを超えた表現で国際的に活動を続ける小池博史が、2013年から制作を続けてきた同作品の完全版を2021年8月に発表する。演出を務める小池、舞台美術を手がけるアーティストの栗林隆、衣装を担当するデザイナーの浜井弘治に話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

第9回

TikTokでアートのつくりかた、楽しみかたを届けたい。いま注目のクリエイターたち

表現の場としてTikTokを活用しているクリエイターは現在もなお増加の一途をたどっている。この理由の一つとして挙げられるのが、全く新しい表現手法を取るクリエイターも人々の注目を集めやすく、そしてクリエイターをバックアップするユーザーの層もまた厚いという点だ。TikTok上でこれまでにない表現を行っているクリエイター、そして表現の技術や表現の楽しさをわかりやすく伝えているクリエイターに、TikTokで活動を行う理由、魅力を聞いた(PR)。

沖縄人として沖縄を撮ることとは。北澤周也評「石川真生展 醜くも美しい人の一生、私は人間が好きだ。」

敗戦後、アメリカの統治下にあった沖縄に生まれ、本土復帰を求める抵抗運動の嵐が吹き荒れるなか、カメラを通して同地の人々をとらえ始めた石川真生。ドキュメンタリーからフィクションまで、多様な手法を用いるそのスタイルを総数500点あまりで紹介した本展について、批評家・北澤周也がレビューする。

REVIEW

COMME des GARÇONSにアートワークを提供。気鋭のペインターbaanaiが初の油彩を発表

COMME des GARÇONSなど、数多くのファッションブランドにアートワークを提供してきたペインターのbaanai。その個展「EXPERIMENTALISM」が、東京の渋谷PARCO内・OIL by 美術手帖ギャラリーで開催されている。本展では、baanaiが初めて手がけた油彩画をはじめとする新作を見ることができる。会期は8月2日まで。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

経済同友会はなぜ「アート産業活性化に向けたエコシステムの構築」を提言したのか。経済界が見据える日本のアート産業の未来とは

今年5月に公益社団法人経済同友会の「スポーツとアートの産業化委員会」が発表した「アート産業活性化に向けたエコシステムの構築」。これは国内のアート産業の現状と課題を分析しつつ、今後の活性化に向けた8つの提言をまとめたものだ。共同委員長である秋田正紀(松屋取締役社長執行役員)と山口栄一(アートパワーズジャパン代表理事)に、提言について話を聞いた。

INTERVIEW