祝日を除き月曜日を休館とする館が多い美術館だが、東京オリンピックの開催にあわせて、都内の公立美術館では開催期間中の月曜日を臨時開館としているところが多いのをご存知だろうか。
東京都歴史文化財団が管轄する館では、東京都現代美術館、東京都写真美術館、東京都庭園美術館、東京都美術館、江戸東京博物館が7月26日、8月2日の月曜日を臨時開館日としている(各館、8月9日の月曜日も振替休日のため開館)。
東京都現代美術館では「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」(〜10月17日)が、東京都写真美術館では「新・晴れた日 篠山紀信」(〜8月15日)がそれぞれ開催中。また、東京都庭園美術館では「ルネ・ラリック リミックス」(〜9月5日)、東京都美術館では「イサム・ノグチ 発見の道」(〜8月29日)が開催されており、注目の企画展に足を運ぶ良い機会となりそうだ。
また、国立美術館では「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」(〜9月26日)を開催している東京国立近代美術館が、7月26日、8月2日の月曜日を開館としている(国立新美術館は火曜日休館)。
今回の月曜日の臨時開館、気になっていた展覧会に足を運ぶ機会としてみてはいかがだろうか。