「作者不明」の絵画を追って。映画『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』が2月に公開

オークションに出品された作者不明のとある絵画。この作品を巡って老画商とその孫が秘密を紐解いていく映画『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』が、 2020年2月28日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで公開される。

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開学以来初の7学科合同「選抜展」も。多摩美術大学の卒業制作・大学院修了制作展が1月と3月に開催

多摩美術大学の全学科が実施する卒業制作・大学院修了制作展が2020年1月と3月に分けて開催される。会期中は各学科の学部卒業生および大学院修了生の作品が八王子キャンパス内に一堂に集結。また、今年度は開学以来初の試みとなる、7学科合同開催の「選抜展」も実施される。

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アーティストが考案したカクテルと作品を楽しむ。「OIL by 美術手帖」ギャラリーが期間限定イベントを開催

東京・六本木のYutaka Kikutake Galleryによる期間限定イベント「アーティスト・カクテルズ―愛すべきアートの話し」が、渋谷パルコの「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催される。「お酒とアート」をテーマに、田幡浩一やNerholをはじめとする6名のアーティストによるオリジナルカクテルや作品の展示販売が行われる。会期は2020年1月8日〜13日。

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第3回

合法と違法の線引はどこに? 現代美術のアプロプリエーション

現代美術の手法のひとつ「アプロプリエーション」は、過去の他者の作品の一部または全部を自身の作品に取り込むものとして、様々なアーティストたちが実践してきた。しかしアプロプリエーションをめぐっては裁判沙汰に発展するケースもある。そこで今回は過去の判例を紹介し、時代とともに変わるアプロプリエーションの受容のされ方を紐解く。

ガウディ、ピカソ、ミロが愛した地。「奇蹟の芸術都市バルセロナ」展が東京ステーションギャラリーに巡回

1850年代から1930年代後半までの80年間で、芸術がもっとも成熟したスペイン・カタルーニャ自治州の州都バルセロナ。ガウディやピカソ、ミロ、ダリなどが多彩な活動を繰り広げた同地の熱気を伝える作品約130点を紹介する「奇蹟の芸術都市バルセロナ」展が、東京ステーションギャラリーに巡回する。会期は2020年2月8日〜4月5日。

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ボナール、ヴァロットンら「ナビ派」が描いた子供たち。「画家が見たこども展」が三菱一号館美術館で開催へ

ゴッホ、ゴーガンに加えボナール、ヴァロットンなど「ナビ派」の画家たちが追究した親密なテーマのなかから子供に焦点を当て、都市生活や近代芸術と子供との関係を検証する「画家が見たこども展」が、三菱一号館美術館で開催される。油彩、版画、素描、挿絵本など約100点が集まる本展の会期は、2020年2月15日〜6月7日。

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38ヶ国のアーティストが集結。「World Art Tokyo 2020」がアートフェア東京2020で開催へ

日本最大級のアートフェア「アートフェア東京2020」の関連プログラムとして、「World Art Tokyo」が、2020年3月19日〜22日に東京国際フォーラムのロビーギャラリーで開催される。「―反転させる、さびを視る―(Flip Over, See the Rust)」をテーマに次回では、38ヶ国のアーティストによる平面や立体、パフォーマンス作品が紹介される。

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植物と人間の交錯があらわにする無意識の選別。平子雄一インタビュー

植物と人間の関係性への疑問から、ペインティングを中心にドローイングや彫刻、インスタレーション、サウンドパフォーマンスなど、多岐にわたるメディアで作品を発表してきた平子雄一。12月21日より始まる新作個展『Memories』では、平子自身の記録から制作した新シリーズ「Perennial」も発表する。平子のアトリエにて、探求を続けてきたテーマや作品制作の手つきについて聞いた。

INTERVIEW

映画監督・片渕須直と女優・のんが語る『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』で伝えたいこと

2019年12月20日より公開される、片渕須直監督によるアニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。前作『この世界の片隅に』に250カット以上の新規シーンを加え、主人公・すずのみならず戦時中の広島で生きる「さらにいくつもの」人々の心の動きを描き出した新作だ。引き続き主人公・すずを演じた女優・のんと片渕監督に、新作に対する思いやアニメを演じることについて話を聞いた。

INTERVIEW

パリ・オペラ座のバレエダンサーを撮影。写真家ピエール=エリィ・ド・ピブラックの日本初個展が開催へ

パリを拠点に活躍する写真家ピエール=エリィ・ド・ピブラックの日本初個展が、銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催される。同シリーズは、2013年から2シーズン、パリ・オペラ座バレエ団の公演会場であるガルニエ宮とオペラ・バスティーユの舞台裏に身を置き、ダンサーたちの生活に入り込んで制作された。会期は2020年3月11日~27日。

NEWS / EXHIBITION

「男」に悩むすべての人へ。ターナー賞作家グレイソン・ペリーの新書『男らしさの終焉』をチェック

人種や階級、性別、セクシュアリティ、経済学、人類学、社会学、心理学など様々な分野を横断しながら、ときに風刺を交えた分析を行うターナー賞作家グレイソン・ペリー。そんなペリーが新時代のジェンダーとしなやかな男性のあり方を模索した書籍『男らしさの終焉』を紹介する。

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ジェフ・クーンズの記録更新から1600万円の「バナナ」まで。2019年のアートマーケットを振り返る

1月の開催直前に中止されたアートフェア「アート・ステージ・シンガポール」から、12月の「アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ」で物議を醸した1600万円の「バナナ」まで。美術手帖で取り上げたなかから、とくに振り返っておきたいアートマーケットで起きた出来事をお届けする。

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