2019.12.23

アーティストが考案したカクテルと作品を楽しむ。「OIL by 美術手帖」ギャラリーが期間限定イベントを開催

東京・六本木のYutaka Kikutake Galleryによる期間限定イベント「アーティスト・カクテルズ―愛すべきアートの話し」が、渋谷パルコの「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催される。「お酒とアート」をテーマに、田幡浩一やNerholをはじめとする6名のアーティストによるオリジナルカクテルや作品の展示販売が行われる。会期は2020年1月8日〜13日。

 

田幡浩一 one way or another (cocktail) #01 2019

 2019年11月にリニューアルオープンした渋谷パルコ。その2階に誕生した、アートECサイト「OIL by 美術手帖」のギャラリーで、2020年1月8日〜13日に期間限定イベント「アーティスト・カクテルズ―愛すべきアートの話し」が開催される。

  イベントを手掛けるYutaka Kikutake Galleryは、2015年7月、東京・六本木にオープンしたギャラリー。田幡浩一Nerhol(ネルホル)小林エリカ、平川紀道、三瓶玲奈、向山喜章らのアーティストを取り扱っており、絵画や写真、彫刻、映像などの作品を紹介しながら、展覧会カタログやアーティストブック、そして現代の衣食住の姿に焦点を当てる生活文化誌『疾駆/chic(シック)』の出版も行っている。

 本イベントは、その『疾駆』のディレクションにより、「お酒とアート」をテーマに行うもの。会期中には、磯谷博史や田幡浩一、Nerhol、平川紀道、松崎友哉などのアーティストが考案したオリジナル・レシピによる特別なカクテルや、「mitosaya botanical distillery」とのコラボレーション・ドリンクの販売、そしてカクテルをモチーフにした作品の展示販売が行われる。

 そのほか、『疾駆』のオリジナル・プロダクト「疾駆Drop」の初回リリースとして、陶磁器作家の新里明士によるティー・ボウルのセットや、ファッション・ブランド「th」とコラボレーションしたフーディーも会期中に限定販売される。

 また1月12〜13日には、レシピを考案したアーティストたちがバーテンダーとなり、カクテルを提供する。アーティストデュオのNerholによるワークショップも開催予定だ。