岩波ホールがコロナによって閉館へ。54年の歴史に幕
神保町にある岩波ホールは、今年7月29日に閉館することを発表した。
NEWS / HEADLINE
感染拡大の東京都、美術館・博物館の企画展は休館対象外に
新型コロナウイルスの感染が急拡大している東京都で、都立施設に対する対応が明らかにされた。
国立工芸館、宮田前長官の顧問就任は「地元の総意」
金沢の国立工芸館において、宮田亮平前文化庁長官に新ポストへの就任を打診する方向で調整が進んでいる。
「ともに生きる」時代の美術を考える。『美術手帖』2月号の特集は「ケアの思想とアート」
『美術手帖』2月号の特集は「ケアの思想とアート」。 近年注目される「ケア」の考え方について解説しながら、 アートとのつながりを探る。
都美術館の「フェルメール展」が開幕延期に。コロナで準備困難
1月22日の開幕を予定していた「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が、新型コロナウイルスの影響で開幕延期となった。
苦戦続くルーヴル美術館。来館者数はコロナ前の3割以下に
ルーヴル美術館が2021年の来館者数が約280万人となったことを発表した。この数字はコロナ前の3割以下となっている。
国立工芸館、新ポスト「顧問」に宮田亮平前文化庁長官が就任か
金沢の国立工芸館で、「顧問」として宮田亮平前文化庁長官の就任が調整されていることが北國新聞によって報じられた。
アーツ前橋あり方検討委員会が提言書を市長に提出。コンプライアンスの厳守や学芸員の待遇改善についても記載
アーツ前橋の今後について検討してきた「アーツ前橋あり方検討委員会」。同委員会がまとめた「アーツ前橋の今後のあり方に関する提言書」が、12月27日に市長に提出された。その内容をピックアップしてお伝えする。
VOCA展2022、VOCA賞は川内理香子に決定
29回目の開催を迎える「VOCA展2022」の受賞者が発表された。大賞の「VOCA賞」は川内理香子が受賞した。
SANAAが建築設計。オーストラリア最大級の美術館増築プロジェクト「シドニー・モダン・プロジェクト」とは？
オーストラリア・シドニーに位置するニュー・サウス・ウェールズ州立美術館が新しい美術館の建物を建設中。妹島和世＋西沢立衛／SANAAが建築設計を担当するこのプロジェクトは、2022年末の完成を予定している。
文化庁の文化審議会が「文化経済部会」を設置。アートを含めた文化と経済の循環の創出を議論
文化庁の文化審議会が新たに「文化経済部会」を設置。アート、演劇、映画といった文化と経済の循環に関しての議論や提言を、各専門をもつ外部委員を交えながら行っていく。
前川國男建築の東京海上日動ビル、存続を。前川事務所OBら「建築遺産として残すべき」
解体と新ビルの建設が発表されている前川國男設計の東京海上日動ビル（東京・丸の内）。この存続を願う会が、建築家会館で記者会見を行った。
アーツ前橋の作品紛失について前橋市が被害届を提出。追加調査で高まる盗難の可能性
アーツ前橋の作品紛失について、前橋市が12月20日付けで前橋署に被害届を提出した。
広島市現代美術館が23年春にリニューアル開館へ。改修工事中の様子も配信
日本初の公立現代美術館として1989年に開館した広島市現代美術館が現在、2023年春のリニューアルオープンに向けて改修工事を進めている。同館はSNSでもその工事中の様子を配信している。
「KYOTOGRAPHIE 2022」のテーマは「ONE」。10人の女性写真家によるプログラムも
2022年で第10回目の開催を迎える「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」が、来年のテーマを「ONE」に決定した。ギイ・ブルダンやアーヴィング・ペン、イサベル・ムニョスなど国際的な写真家の展示のほか、10人の日本人女性写真家の作品を紹介するプログラムも行われる。会期は2022年4月9日〜5月8日。
第9回目国際写真賞「プリピクテ」はサリー・マンが受賞。ショートリスト展が東京都写真美術館で開催中
スイスの「Pictet（ピクテ）」グループによって創設され、約18ヶ月のサイクルで開催される国際写真賞「Prix Pictet（プリピクテ）」。その第9回目はアメリカの写真家サリー・マンに決定した。
気候変動への認識向上を目指す。NYのアジア・ソサエティとヘレン・フランケンサーラー財団が「気候芸術賞」を設立
気候変動への認識を深めることを目的に、ニューヨークのアジア・ソサエティとヘレン・フランケンサーラー財団が「Frankenthaler Climate Art Awards（フランケンサーラー気候芸術賞）」を設立した。
MoMAが「Scholars in Residence」プログラムを設立。研究者3名を1年間招聘し、約2100万円の助成金を支給
ニューヨーク近代美術館（MoMA）が「Scholars in Residence」プログラムを設立した。フォード財団の助成を受けたこのプログラムでは、実績のある中堅・ベテランの研究者3名を1年の任期で招聘し、歴史的にあまり知られていないアーティストなどに焦点を当てた研究を行うことを目指している。
LACOSTEがオンラインギャラリーをオープン。収益のすべてを提携団体に寄付
機会均等の支持を目的としてフランスのライフスタイルブランド「LACOSTE（ラコステ）」が、オンラインギャラリー「ラコステギャラリー」をオープンさせた。ヴィンテージポスターや初代クリエイティブディレクターによるデザインなどの作品を販売し、その収益のすべてをラコステ財団の提携団体に寄付するという。
バンクシー新作は反人種主義運動のチャリティアート。価格は25ポンド
今年10月には「愛はゴミ箱の中に」が28億円超で再落札されたバンクシーだが、今回発表された新作は、誰でも買えるチャリティTシャツだ。