進化し続ける「森山大道の東京」。最近作を中心とした大規模個展が東京都写真美術館で開催へ
半世紀以上ものあいだ第一線で活動し、東京という都市をとらえ続けてきた写真家・森山大道。その最近作を中心とした大規模個展「森山大道の東京 ongoing」が、東京都写真美術館で開催される。会期は6月2日〜9月22日。
半世紀以上ものあいだ第一線で活動し、東京という都市をとらえ続けてきた写真家・森山大道。その最近作を中心とした大規模個展「森山大道の東京 ongoing」が、東京都写真美術館で開催される。会期は6月2日〜9月22日。
東京都写真美術館で、メルボルン大学教授のナタリー・キングを共同キュレーターとして迎えた展覧会「リバーシブルな未来 日本・オーストラリアの現代写真」が開催される。本展には両国の写真・映像表現が集結。会期は5月19日〜7月19日。
東京・京橋のアーティゾン美術館で、オルセー美術館・オランジュリー美術館との共同企画による「クロード・モネー風景への問いかけ」展が開催。本展では62点のモネ作品のほか、同時代の画家の作品や写真、浮世絵など約140点でモネの風景画の革新性に迫る。会期は7月11日〜10月25日。
草間彌生の60年代のヨーロッパでの活動と、当時のアーティスト・ネットワーク「ゼロ」との関係性に着目した展覧会「ZERO IS INFINITY 『ゼロ』と草間彌生」が開幕。本展は草間彌生美術館で初のグループ展となる。会期は3月5日〜5月31日。なお本展は、新型コロナウイルスの影響により草間彌生美術館が休館となるため、3月9日~5月6日のあいだは中断となる。来館を検討する際には留意したい。
哲学をベースとした先鋭的な映像表現を展開するアーティストの河合政之。現在その個展「カオスモス」が、東京・世田谷のCAPSULEで開催中だ。会期は3月22日まで。
フランス・パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで、シンディ・シャーマンの回顧展が開催。さらに、シャーマンの協力のもと、フォンダシオン所蔵のコレクションから厳選した作品群を展示する「Crossing Views(交錯する視点)」も同時に開催される。会期は2020年4月2日〜8月31日。
東日本大震災を記憶するために、ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエの壁に描かれた作品《3月の壁》。毎年3月に実施するこの《3月の壁》の「ご開帳」に合わせ、展覧会「3月の壁──さいのかわら」が2020年3月11日より開かれる。
東京・下目黒に昨年10月オープンしたギャラリー「LEESAYA」で、毒山凡太朗の個展「SAKURA」が開催される。本展で毒山は「あいちトリエンナーレ2019」に引き続き桜をモチーフに、「表現の自由」について考察。会期は3月20日〜4月12日。
女性の人体美をロボットに取り込んだ「セクシーロボット」シリーズなどで知られるアーティストの空山基。その個展が、東京・渋谷のNANZUKAとNANZUKA 2Gの2会場で開催される。会期は3月14日〜4月12日(NANZUKA)、3月13日〜4月12日(NANZUKA 2G)。
3月19日に行われる東京2020オリンピック聖火引継式にあわせ、アテネの国立ビザンチン・クリスチャン美術館で「北大路魯山人」展と、隈研吾、荒木悠、今津景らが参加する日本現代美術展「Relay to Tokyo―継承と集積」が開催される。会期は3月18日~5月3日。
渋谷PARCO建て替え工事の仮囲いに展開された『AKIRA』のアートウォール・プロジェクトでも話題を呼んだコラージュアーティスト、河村康輔。その個展が、東京・西麻布のCALM & PUNK GALLERYで開催されている。会期は3月8日まで。
東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAで、同ギャラリーの所属作家7名によるグループ展が開催されている。会期は2月29日まで。
「もの派」の中心人物であり、現在も国際的に活躍を続ける李禹煥(リー・ウーファン)。その絵画シリーズ最新作による個展が、東京・谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開催される。会期は3月6日〜4月25日。
糸川ゆりえ、大久保薫、戸田悠理、村田啓によるグループ展が、東京・天王洲の児玉画廊で開催中。それぞれ独自の手法を追求する4名の作品は、ひとつの空間でどのように作用しあうだろうか。会期は2月29日まで。
東京・表参道のファーガス・マカフリー東京で、元永定正展「あみだだだだ」が開催中だ。本展では、元永の多彩な表現方法が融合した革新的な時期である1980〜85年に制作された絵画を紹介。会期は3月14日まで。
外来の文化を受容しながら発展し、いまもなお変化し続ける「和食」。今回、多角的な視点からその歴史と魅力に迫る特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」が、東京・上野公園の国立科学博物館で開催される。会期は3月14日〜6月14日。
アーティスト・中澤大輔によるサイトスペシフィック・サウンドインスタレーションのシリーズ「Passage Tells Project」。その4作目が、東京・上野の商店街「アメ横」を舞台に、立ち飲み居酒屋「魚草」で展開されている。会期は4月19日まで。
アーティスト・布施琳太郎のキュレーションによるグループ展「余白/Marginalia」が、SNOW Contemporaryで開催されている。本展には小松千倫、髙橋銑、中村葵、村山悟郎の4名が参加。会期は3月21日まで。
今週スタートした展覧会と2月24日までに終了する展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。
ニューヨークを拠点に、バーチャルと現実世界を行き来するような作品を手がけるエキソニモ。その個展「Slice of the universe」が、東京・神宮前のMASAHIRO MAKI GALLERYで開催される。会期は2月22日~3月28日。