
黒河内真衣子による長野県立美術館のユニフォームが発表。Mame Kurogouchiの美術館初展覧会も開催
4月10日に長野県信濃美術館をリニューアルして開館する「長野県立美術館」。オープンに合わせてMame Kurogouchiのデザイナー・黒河内真衣子により一新されたユニフォームのデザインが発表された。また、美術館では初となるMame Kurogouchiの単独展覧会「10 Mame Kurogouchi」(テンマメクロゴウチ)も6月より開催される。

4月10日に長野県信濃美術館をリニューアルして開館する「長野県立美術館」。オープンに合わせてMame Kurogouchiのデザイナー・黒河内真衣子により一新されたユニフォームのデザインが発表された。また、美術館では初となるMame Kurogouchiの単独展覧会「10 Mame Kurogouchi」(テンマメクロゴウチ)も6月より開催される。

京急線大森町―梅屋敷駅間の高架下にオープンしたスペースを中心に展開される、町工場とクリエイターのコラボレーション・プロジェクト「ラウンドテーブル2020」。「遊具」をテーマとした3組によるその協働の成果が、同スペース内のKOCAで発表される。会期は3月13日〜21日。

シカゴ美術館は同館が所蔵する作品のうち、5万点以上の作品画像をパブリック・ドメインとして公開中。ユーザーは著作権による利益を放棄する「CC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)」表記がされているものを自由にダウンロードすることができる。

アーティストの鈴木ヒラクと、デザイナー・大原大次郎の発案による「ドローイング・オーケストラ」が3月12日に開催。ゲストにフランス出身のアーティスト、アブデルカデール・ベンチャマを迎え、オンラインで配信される。

東京・白金台の東京都庭園美術館が2021年度の展覧会スケジュールを発表。同館(旧朝香宮邸)の内装にも参加したルネ・ラリックの展覧会や、シュルレアリスムとモードの関係を紹介する「奇想のモード」展などを予定している。

今週スタートした展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

ISSEY MIYAKE MENのデザイナーを約6年間務めた高橋悠介が独立し、新たに立ち上げた「CFCL」が2月17日より東京ミッドタウン内のイセタンサローネにてポップアップをスタート。ベルリンを拠点とするアーティスト・エルムグリーン&ドラッグセットと高橋のコラボレーション作品も展示されている。

歌手・アーティストのコムアイと、ミュージシャンのオオルタイチによるプロジェクト「YAKUSHIMA TREASURE」。そのパフォーマンスをオンライン配信する「YAKUSHIMA TREASURE ANOTHER LIVE from YAKUSHIMA」が開催されている。

過去にひきこもりの経験を持つ美術家・渡辺篤が主宰を務める「アイムヒア プロジェクト」が、展覧会「同じ月を見た日」を開催。本展では、月をモチーフに、ひきこもりおよびコロナ禍に発生した孤立に取り組むという。会期は2月28日~3月21日。

箱根のポーラ美術館は 4月17日〜9月5日に 「フジタ ― 色彩への旅」展を開催。新収蔵の作品3点も初公開する。

NANZUKAは、空山基の個展「Dinosauria」をNANZUKA 2G(渋谷パルコ内2G)にて開催。これまで発表されたことがない恐竜を描いたペインティングの新作が公開される。

東京国立博物館で当初、昨年7月14日の開幕を予定していた特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」が、4月13日〜5月30日の会期で開催される。

今週スタートの展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

日本とメキシコを拠点に活動し、鮮やかな色彩の絵画作品を手がける岡田杏里。ポーラ美術館のアトリウム ギャラリーで、その個展「Soñar dentro de la tierra / 土の中で夢をみる」が開催される。会期は4月17日〜9月5日。

ピアニストでアーティストの向井山朋子がキュレーションするオンラインのアーティスト・ショーケース「SUPER T (e)market」が2月21日に開催。日本とオランダのアーティストやミュージシャン、デザイナーなどが参加する。

東京オペラシティ アートギャラリーで4月より開催予定だった「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」の開催延期が決定した。これを受けて、当初同時開催を予定していた「ガンダーによる収蔵品展」を全館で開催する。会期は4月17日〜6月20日。

滋賀県甲賀市にあるMIHO MUSEUMが、春季特別展「MIHO MUSEUMの現代美術」を事前予約制にて開催。同館のコレクションから岸田劉生、バーナード・リーチ、河井寛次郎、黒田辰秋、棟方志功などの近現代の作品が一堂に並ぶ。会期は3月13日~6月13日。

タイを代表する映画監督アピチャッポン・ウィーラセタクンの新作映像作品が、札幌の地下歩道で4月1日から上映される。同作は、札幌文化芸術交流センターSCARTSが企画する「西2丁目地下歩道映像制作プロジェクト」の一環として制作されたもので、作家初のパブリック・アート作品となる。

20万冊の古典籍(漢籍・和書)と6500点の東洋古美術品を収蔵する世田谷区岡本の静嘉堂文庫美術館。2022年には、展示ギャラリーを東京・丸の内の明治生命館内に移転予定。コレクションから国宝7点をすべて展示するという移転前最後の展覧会「旅立ちの美術」に注目だ。会期は4月10日~6月6日。

戸谷成雄、舟越桂、伊藤誠、青木野枝、三沢厚彦、西尾康之、棚田康司、須田悦弘、小谷元彦、金氏徹平、長谷川さちの総勢11名の現代彫刻家が参加する展覧会「オムニスカルプチャーズ-彫刻となる場所」が武蔵野美術大学美術館で開催される。会期は4月5日〜6月20日。