会場は「ひとりずつしかアクセスできないウェブページ」。布施琳太郎の企画による展覧会「隔離式濃厚接触室」とは?
キュレーションや執筆も手がけるアーティストの布施琳太郎と詩人・水沢なおの2人展「隔離式濃厚接触室」が、ウェブ上で4月30日から24時間のあいだ開催。ひとりずつしかアクセスできないウェブページを会場とする試みだ。
キュレーションや執筆も手がけるアーティストの布施琳太郎と詩人・水沢なおの2人展「隔離式濃厚接触室」が、ウェブ上で4月30日から24時間のあいだ開催。ひとりずつしかアクセスできないウェブページを会場とする試みだ。
38歳という若さで世を去った画家、有元利夫(1946〜1985)。西洋と東洋の古典的技法を融合させたその作品が一同に介する展覧会「没後35年 有元利夫展 花降る空の旋律(しらべ)」が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は6月25日〜8月30日(※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により5月19日に開催中止が発表)。
東京都心北東エリアの千代田区・中央区・文京区・台東区の4区を舞台とした「東京ビエンナーレ2020」の開催概要が発表。会期は7月12日〜9⽉6⽇の57日間、テーマは「⾒なれぬ景⾊へ―純粋×切実×逸脱―」となった。
大分県立美術館の開館5周年を記念し、同館の設計を手がけた建築家・坂茂の大規模な個展「坂茂建築展―仮設住宅から美術館まで」が開催される。本展は、坂が35年にわたって行ってきた建築活動を写真や模型、多数の実物大模型で紹介するもの。会期は5月7日開幕予定。
世界屈指の肖像専門美術館「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー」。同館が所蔵するイギリス歴代王朝の貴重な肖像画・肖像写真など、およそ100 点が来日する展覧会「KING & QUEEN展」が、2020年10より上野の森美術館で開催される。
絵具が持つ触覚的な質感を存分に引き出す画家の門田光雅と、1990年代の日本アニメを彷彿とさせるキャラクター造形をモチーフに、絵画の探求を続ける藍嘉比沙耶。一見対照的な作品を手がける2名の展覧会「ギャルだからって入りやめてくれ 軽率なギャルはギャルをリスペクトするならやめるべき」が、東京・外苑前のEUKARYOTEで開催されている。会期は4月5日まで。
CP+主催の「THE EDITORS PHOTO AWARD ZOOMS JAPAN 2020」で一般投票で最多票を獲得しパブリック賞を受賞した写真家・大杉隼平。その個展「scenes in mind」が、伊勢丹新宿店メンズ館「ART UP」で開催されている。
海洋生物学者、レイチェル・カーソンの遺作『センス・オブ・ワンダー』から着想を得た展覧会「センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ」が、静岡・長泉町のヴァンジ彫刻庭園美術館で開催されている。参加作家は杉戸洋、須藤由希子、ロゼリネ・ルドヴィコ、川内倫子、テリ・ワイフェンバック、クリスティアーネ・レーア、須田悦弘の7名。会期は10月31日まで。
新たな映像装置の発明によって既存の枠を超えたイメージを実体化する姉弟ユニット「SHIMURAbros」。その最新作となる映像/インスタレーション作品が、銀座の東京画廊+BTAPで開催されている。本作は、SHIMURAbrosがゲーテインスティチュートからの助成を得て、カリブ海のキュラソー島で滞在制作したもの。会期は4月11日まで。
近年、映像やパフォーマンス作品、文章、詩など、多様な表現を展開している写真家の森栄喜。その個展「シボレス | 破れたカーディガンの穴から海原を覗く」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。本展で森は、初のサウンドインスタレーションを発表する。会期は6月24日〜7月19日(事前予約制)。
「発電」をメディアとするアーティスト、高見澤峻介の個展「Screening Organon」が、東京・浅草橋のCASHIで開催されている。本展は、2019年に布施琳太郎キュレーションのもと開催された同名の個展をアップデートしたもの。新作のドローイングも数点追加されるので注目したい。会期は3月26日~4月12日。
1960年の結成から1年にも満たない短い期間でありながら、過激なアクションやパフォーマンスを展開し、反芸術の旗手たちとして脚光を浴びた前衛芸術グループ「ネオ・ダダ」。そのメンバーの作品38点を紹介する展覧会「ネオ・ダダの痕跡」が、東京・銀座のギャラリー58で開催されている。会期は4月4日まで。
東京のギャラリーがホストとなり、海外ギャラリーの展覧会を開催する「温泉大作戦」が、新型コロナウイルスの影響で開催延期に。これにともない、「温泉大作戦」参加ギャラリーの「無人島プロダクション」が、オンライン上の展覧会「おんらいん大作戦」の開催を発表した。期間は3月28日〜4月12日。
3月14日に開幕予定だった東京都現代美術館の「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」。その展示風景が公開された。同展は、新型コロナウイルスによる臨時休館のため未だ開幕していない。
ストリートと現代美術を自由に行き来する活動を見せてきたDIEGOの新作個展「DIEGO:ALways Secret OK(ALSOK)」が、ワタリウム美術館のミュージアム・ショップ「オン・サンデーズ」で開催される。会期は3月27日~5月10日。
古代壁画から現代まで、世界各国の美術館が所蔵する1000余点の西洋名画を、陶板で原寸大に再現し展示する大塚国際美術館。ここに新たにレオナルド・ダ・ヴィンチの名作《白貂を抱く貴婦人》が追加される。
現代のアーティストからロボット研究者まで、障害や加齢に伴う困難さに向き合い、またそれに注目しながら日々制作を続ける11組による展覧会「ライフ 生きることは、表現すること」が、熊本市現代美術館で開催される。会期は4月11日〜6月14日(予定)。
それぞれアーティストとして活動し、共同制作を行ってきた青木陵子+伊藤存。ふたりのこれまでの共作とともに、様々な人との流動をワークショップ的に展開する展覧会「変化する自由分子のWORKSHOP」が、東京・神宮前のワタリウム美術館で開催される。会期は8月30日まで。
2020年1月に逝去した写真家・奈良原一高。その足跡を知ることができる展覧会「奈良原一高『王国』とVIVOの時代」が、島根県立美術館で開催中だ。同展では、1958年の個展「王国」の出展作と、 奈良原を含む写真家6人によるエージェンシー「VIVO」による作品を紹介する。
中国出身の若手アーティスト、馬嘉豪(マ・ジャホウ)による個展「燎(リャオ)」が、東京・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYで開催中だ。本展では、祖国への違和感や国家間のあり方への疑問を投げかける大作を発表。会期は4月5日まで。