YouTuberのような手つきで展開される卒業旅行。アーティストグループ「ぼくら」の個展に注目
東京と京都の2拠点で、往復書簡によるリレーショナルな制作を行ってきたアーティストグループ「ぼくら」。ユーチューバーを参照(自称)し、友人同士の気兼ねない会話や雰囲気、そして制作プロセスを映像に収めるというユニークな作風に注目だ。現在、その個展「ぼくらとみんなは生きている 10 ~豚の旅ともいいきれない~」が、東京の四谷未確認スタジオで開催されている。残りの会期は3月27〜29日。
東京と京都の2拠点で、往復書簡によるリレーショナルな制作を行ってきたアーティストグループ「ぼくら」。ユーチューバーを参照(自称)し、友人同士の気兼ねない会話や雰囲気、そして制作プロセスを映像に収めるというユニークな作風に注目だ。現在、その個展「ぼくらとみんなは生きている 10 ~豚の旅ともいいきれない~」が、東京の四谷未確認スタジオで開催されている。残りの会期は3月27〜29日。
近年アジアやヨーロッパ、アメリカ各地で個展を開催し、注目を集めてきたチェン・ウェイ。現在、東京・六本木のオオタファインアーツでは、日本では3年ぶりとなるチェンの個展「Night Falls」を開催している。会期は3月28日まで。
多様なメディアを用いながら、ユーモアと皮肉を交えたインスタレーション作品を手がける泉太郎。現在、その個展「コンパクトストラクチャーの夜明け」が、東京・麻布十番のTake Ninagawaで開催されている。本展では、泉がこれまで撮り貯めてきた映像を用いた新作インスタレーションを見ることができる。会期は4月25日まで。
金沢21世紀美術館は、2020年度の事業を発表。20年度は、「内藤礼 うつしあう創造」など3つの企画展を開催する(4月9日追記:金沢21世紀美術館は4月14日〜5月6日まで休館を発表)。
日本現代美術のなかで重要な位置を占める3人の作家、高松次郎、若林奮、李禹煥。彼らの版画作品に注目し、考察する展覧会が世田谷美術館で開催される。会期は2020年4月18日~6月7日(4月11日追記:本展は開催中止となった)。
綿密なリサーチをもとに映像や写真、インスタレーションなど多岐にわたるメディアを用いて制作を行う竹内公太。その個展「盲目の爆弾+」が、水戸のARTS ISOZAKIで開催される。会期は4月17日〜6月27日。
これまで2回にわたり、杉本博司の企画・構成で日本美術を紹介する展覧会を行ってきた京都の細見美術館。ここで、「表具」をテーマとした3回目の展覧会「飄々表具―杉本博司の表具表現世界―」が開催される。会期は2020年4月4日〜9月6日
関西の企業家・化学者である大橋嘉一が収集した、1950〜60年代の絵画、版画、彫刻約2000点からなる「大橋コレクション」。そこから選りすぐりの戦後日本絵画90点を紹介する特別展「熱い絵画」が、奈良県立美術館で開催される。会期は4月18日〜7月5日。
東京・銀座のギャラリー小柳で、杉本博司の個展「Past Presence」が開催される。本展では、20世紀のモダン・マスターズの作品群を撮影した、国内初公開の同名写真シリーズから新作4点を展示。会期は3月14日〜8月29日。
全国の大学院修士生から修士設計作品と論文を公募する「トウキョウ建築コレクション」。第14回となった今年は、東京藝術大学大学院・中山英之研究室を修了予定の池上里佳子による《田中一村美術館 ー奄美を切り取る絵のない美術館ー》がグランプリを受賞した。現在、本作が、東京・渋谷のギャラリーSta.で展示されている。会期は3月18日まで。
写真家・アバロス村野敦子の個展「Fossa Magna - 彼らの露頭と堆積」が、東京・恵比寿のPOSTで開催されている。会期は3月29日まで。
2020年4月、東京の西麻布に新しくオープンするGallery Ether(ギャラリーイーサ)。こけら落としに、ノルウェイ、アメリカ、カナダ、日本から6名のアーティストが集うグループ展「IN BLOOM」を開催する。参加作家は、エリック・フォルモ、チャールズ・コーハン、フィ・ラム、チハル・ローチ、タナー・ウィルソン、アリ・ローデブッシュの6名。会期は6月26日~7月31日。
イタリア・ミラノと東京を拠点に、異なる文化圏を横断しながら、インスタレーションや環境への介入など多様なメディアによる制作を行うアーティスト・廣瀬智央。その初となる大規模個展「地球はレモンのように青い」が、アーツ前橋で開催される。会期は4月24日〜6月28日(本展会期は5月22日~7月26日に変更となった)。
国内外で活躍する映像作家の石田尚志の個展が、沖縄県立博物館・美術館で開催されている。会期は6月28日まで。
物質的な絵画制作を通じて、光というものにアプローチしてきた画家の青木豊。その個展が、東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAで開催されている。会期は3月7日~4月11日。
主に写真週刊誌を中心に活動する傍ら、フィリピン出身の沖縄米軍軍属で生き別れとなった父を訪ねた作品なども残している写真家・砂守勝巳。その個展「黙示する風景」が、埼玉県の原爆の図丸木美術館で開催されている(~5月10日)。本展は、美術評論家の椹木野衣をゲスト・キュレーターに迎えている。
政府による監視システムやサイバーセキュリティ、闇ネットショップなど、インターネットに関わる様々な社会問題を主題とした作品を手がける「!メディアングルッペ・ビトニック(!Mediengruppe Bitnik)」。京都のLaboratory of Art and Formでは、その日本初個展を2期に分けて開催中だ。現在開催中の前期は旧作展(~4月6日)、続く後期は新作展となる(4月11日~5月9日)。
1970年の大阪万博で注目を集めた、バシェ兄弟による「音響彫刻」。その5点を一堂に展示し、岡本太郎の芸術空間で共演させる「音と造形のレゾナンス-バシェ音響彫刻と岡本太郎の共振」展が、川崎市岡本太郎美術館で開催される。会期は4月25日〜7月12日(4月15日追記:本展は開幕延期となった)。
写真家・鈴木親の個展「東京の日常の断片」が、東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAで開催される。会期は3月7日〜4月11日。
ネットアートを軸足に、メディア・アートの領域を牽引してきたアートユニットのエキソニモ。その全国初となる大規模な回顧展が、東京都写真美術館で開催される。会期は8月18日〜10月11日。