
ベルギーのダンスカンパニー「Rosas」が来日。東京芸術劇場で音楽史上の傑作を表現
ベルギーのコンテンポラリー・ダンスカンパニー「Rosas」の来日公演が、池袋の東京芸術劇場で行われる。上映されるのは、音楽史上の傑作に着想を得たという新作だ。

ベルギーのコンテンポラリー・ダンスカンパニー「Rosas」の来日公演が、池袋の東京芸術劇場で行われる。上映されるのは、音楽史上の傑作に着想を得たという新作だ。

先週末から今週にかけ始まった展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。

手作り(ハンドメイド)の既成品(レディメイド)」をつくるアーティストとして知られるトム・サックス。その都内3ヶ所で同時開催の個展が、いよいよスタートした。東京オペラシティ アートギャラリー、小山登美夫ギャラリー、KOMAGOME 1-14 (東京スタデオ)の3会場の見どころとは?

京都大学総合博物館で、企画展「タイムライン 時間に触れるためのいくつかの方法」が開催される。本展には井田照一、大野綾子、加藤巧、𡈽方大、ミルク倉庫+ココナッツの5組が参加し、私たちと芸術作品のあいだにある時間と生について考える。会期は4月24日〜6月23日。

ニューヨークの画家、ジョイス・ペンサートの日本初個展「The No Pants Fizz Show」が、東京・渋谷のNANZUKAで開催される。会期は4月20日〜5月25日。

2018年に逝去した、日本の戦後美術を代表する版画家・彫刻家の浜田知明。戦争体験を原点として社会や人間を諷刺する作品の数々を、モチーフや「かたち」に焦点を当てて紹介する回顧展「浜田知明回顧展 忘れえぬかたち」が熊本県立美術館で開催されている。会期は5月26日まで。

絵画やオブジェのほか、《三鷹天命反転住宅》などの建築作品でも知られる荒川修作。その主要な作品を紹介する展覧会が、岐阜県関市の岐阜現代美術館で開催されている。会期は5月30日まで。

アーティスト・コレクティヴ「EVERYDAY HOLIDAY SQUAD」の個展「意味のない徹夜、通りすぎる夜」が、東京・南青山の新スペース「AOYAMA STUDIO」で開催されている。本展では、SIDE COREのメンバーを軸に、数名のアーティストにより制作された新作を発表。会期は4月26日まで。

『AKIRA』アートウォール・プロジェクトを手がけたことでも注目を集めたコラージュ・アーティスト、河村康輔の個展「1989-2019」が、東京・池ノ上のQUIET NOISEで開催されている。会期は4月30日まで。

千葉県松戸市のアーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」が新年度のオープンコールを発表。今年はゲストリサーチャーとして星野太を招聘し、「Unknown Pleasures(=知られざる喜び)」というテーマのもと展開されるという。

美術手帖2月号「みんなの美術教育」特集では巻頭企画として「誌上授業」を掲載。ディレクションを担当した田中真二朗によるワークショップイベントも4月20日、東京・外苑前で開催予定だ。ここではInstargamに投稿された作例と田中によるコメントを紹介。

長年ファッション・ビジネスに携わってきた桶田俊二・聖子夫妻による「桶田コレクション」。今回、そんな桶田コレクションの初となる展覧会「OKETA COLLECTION:LOVE @ FIRST SIGHT」が、東京・青山のスパイラルガーデンで開催される。会期は4月17日〜27日。

1980年以降の抽象芸術に焦点を当てる展覧会「抽象世界」が、大阪の国立国際美術館で開催される。会期は5月25日〜8月4日。

2009年にスタートし、今回で10回目を迎える一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト2019」。「夜の旅、昼の夢」というテーマに沿って、多くのアーティストが六本木の街中にアートスポットを点在させる。その全プログラムの詳細が発表された。

天野喜孝の個展「春夢譚(しゅんむたん)」が、東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催されている。会期は5月18日まで。

ドミニク・チェン率いる「dividual inc.」が、参加型の新作インスタレーション《Last Words / TypeTrace》を、あいちトリエンナーレ2019で発表する。同作は、明日自分がこの世を去ることを想定しながら大切な人に向けて書いた「最後の言葉」を収集し、会場で一挙に再生するというもの。

表情豊かな動物の彫刻作品で知られるイギリスのアーティスト、ステファニー・クエール。その個展「Bear Nature」が、東京・神宮前のGallery 38で開催される。会期は4月18日〜6月15日。

東京・天王洲のKOTARO NUKAGAで、アメリカをベースに活動するアーティスト7人によるグループ展「FIXED CONTAINED」が開催される。本展では、出展アーティストでもある松山智一がゲストキュレーターを務め、「現代アートにおける装飾美の可能性」をテーマにそれぞれが作品を展開。会期は4月20日〜6月29日。

エコール・ド・パリの重要な芸術家として位置付けられるキスリングの個展「キスリング展 エコール・ド・パリの夢」が、目黒の東京都庭園美術館で開催される。本展は、日本では12年ぶりとなるキスリング展。会期は4月20日〜7月7日。

ジャコメッティが矢内原伊作をモデルに制作したブロンズ彫刻《ヤナイハラ Ⅰ》が、昨年国立国際美術館に収蔵された。これを記念し、ジャコメッティの作品と矢内原との関係性に迫る「コレクション特集展示 ジャコメッティとⅠ」が、同館で開催される。会期は5月25日〜8月4日。