国内外の5名のアーティストの個展「outline」が、東京・神楽坂のMaki Fine Artsで開催される。本展では、ミニマルな表現でありながら自律性を維持し、マテリアルの実験や表層への考察を題材とする作品を紹介する。
参加作家は「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」(2017、国立新美術館/森美術館)に参加し話題となったドゥサディー・ハンタクーン、多様なメディアを通じて空間と時間の局面を探求するアマンダ・リッフォ、世界各地で横断的な制作を展開している金井学、日用品などの凡庸なモチーフを撮影し、様々な支持体に転写したものを組み合わせたインスタレーションを制作する長田奈緒、色彩の層を重ねて映像的な絵画を描く倉敷安耶の5名。全作家が同ギャラリーでは初めての作品展示となる。