EXHIBITIONS

2人展 会田誠・岡田裕子

2026.05.30 - 08.16

会田誠《混浴図(部分)》(2025〜制作中)©︎ AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery

岡田裕子《井戸端で、その女たちは》(2025)展示風景:「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」
撮影:高嶋清俊 ©︎ OKADA Hiroko Courtesy of Mizuma Art Gallery

 カスヤの森現代美術館で「2人展 会田誠・岡田裕子」が開催される。

 会田誠は1965年新潟県生まれ。91年東京藝術大学大学院美術研究科を修了した。社会や歴史、現代と近代以前、西洋と東洋の境界を自由に往来し、常識にとらわれない対比や痛烈な批評性を提示する作風で知られている。絵画、写真、映像、立体、パフォーマンス、など表現領域は多岐にわたる。

 岡田裕子は1970年東京都生まれ。93年多摩美術大学絵画学科油画専攻を卒業した。映像、写真、絵画、インスタレーション、パフォーマンスなど多様な表現を用いて、恋愛、結婚、出産、子育てなど、自身の実体験を通したリアリティーのある視点で、現代社会へのメッセージ性の高い作品を制作している。

 本展で会田誠は展示会場を使用し、キャンバスサイズ500号の大作《混浴図》を公開製作を行う。本作は雪が降り湯煙が漂う架空の巨大な混浴露天温泉に、様々な属性の人間や非実在の存在が混在する様子を描くもので、あわせて新しい抽象絵画シリーズも公開する。

 また岡田裕子は、物故女性アーティストをテーマとしたマルチメディアインスタレーション《井戸端で、その女たちは》を展示。会場内に設置された井戸のそばで、前衛の時代を生きた女性たちが語り合う声にシンクロしてテーブルランプが瞬く構成となっており、展示は室内会場と屋外の古井戸そばの2ヶ所で展開される。