「三国志」の実像に迫る展覧会が東京国立博物館で開催へ。最新の発掘成果が見せる「リアル三国志」とは?
日中文化交流協定締結40周年を記念した特別展「三国志」が、上野の東京国立博物館で開催される。本展では、漢から三国の時代の文物を最新の成果によって紐解くことを試みる。会期は7月9日〜9月16日。
日中文化交流協定締結40周年を記念した特別展「三国志」が、上野の東京国立博物館で開催される。本展では、漢から三国の時代の文物を最新の成果によって紐解くことを試みる。会期は7月9日〜9月16日。
今年2月、伊勢丹新宿店メンズ館にオープンしたギャラリースペース「ART UP」。同スペースで、イギリス人アーティストのステファニー・クエールによる作品展が開催される。会期は4月10日〜5月14日。
東京・竹橋の東京国立近代美術館工芸館で、同館のデザインコレクションを一挙に紹介する展覧会「所蔵作品展―デザインの(居)場所」が開催される。本展では、家具やプロダクトなどのデザイン作品と工芸作品をあわせて約120点紹介するほか、ポスターに関する小展示も実施。会期は5月21日〜6月30日。
4月7日までに終了する展覧会と今週始まった展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。
世界26ヶ国500都市で800万人を動員した舞台『Revolutionary New Drumming Entertainment in Tokyo 万華響-MANGEKYO-』の映像演出がチームラボに決定。さらに衣装プロデュースはコシノジュンコ、舞台美術は400作品以上のライブやオペラのセットデザインを手がける松井るみが担当することがわかった。
多数の名建築が集まる山梨県北杜市のアートスポット「清春芸術村」。開村から30年以上経ったいまも発展を続ける同地に、新素材研究所(杉本博司+榊田倫之)の設計によるゲストハウス「和心」が、新たに追加される。
今年は、東京駅丸の内駅舎などの設計で知られる建築家・辰野金吾の没後100年にあたる年。これを記念し、京都市中京区の京都文化博物館(8月31日〜10月27日)、東京・日本橋の日本銀行金融研究所貨幣博物館(9月21日〜12月8日)、東京ステーションギャラリー(11月2日〜24日)の3館で、それぞれのテーマに沿った特別企画展が開催される。
金沢21世紀美術館で定期的に開催される、若手作家の個展シリーズ「アペルト」。10回目となる今回は、ネオン管を描いた絵画で知られる横山奈美の個展「LOVEと私のメモリーズ」を開催する(4月6日~6月30日)。また同館のデザインギャラリーでは、人間と植物の境界を探る佐藤浩一による個展「第三風景」が開催される(4月6日~9月23日)。
版画の手法をベースとしたドローイングを手がける斉藤思帆と、陶土を用いて偶然の変形を作品に取り入れる谷本真理の2人による展覧会「一方そのころ meanwhile」が、東京・駒込のKAYOKOYUKIで開催される。会期は4月20日~5月19日。
東京・六本木のサントリー美術館で、佐藤オオキ率いるデザインオフィス nendoとの共同企画・展示デザインの展覧会「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」が開催される。本展では、同館の日本美術コレクションから選りすぐりの27点を、左脳と右脳の2つに働きかける構成で紹介。会期は4月27日〜6月2日。
「岡本太郎と日本の伝統」展が、川崎市岡本太郎美術館で開催される。会期は4月27日〜6月30日。
既存の画像をモチーフに独特のフォトグラムを制作するアーティスト、三宅砂織の個展「庭園|POTSDAM」が、東京・銀座のSPACE TGCで開催される。会期は5月18日〜26日。
絵本/映像作家のショーン・タンの日本初の大規模個展「ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ」が、東京・練馬のちひろ美術館で開催される。会期は5月11日〜7月28日。
京都府出身のアーティスト・水木塁の新作個展「東下り」が、東京・文京区のWAITINGROOMで開催される。会期は5月11日~6月9日。
日本現代美術を代表するアーティスト・名和晃平が、韓国の「アラリオギャラリーソウル|RYSE HOTEL」で個展「Vessel」を開催中。韓国で7年ぶりの個展では、大規模な劇場の舞台に設置されたシリーズなどを発表。会期は7月21日まで。
劇団「状況劇場」「天井桟敷」の舞台・宣伝美術を手がけるほか、オブジェや油彩画、写真など多様な制作を行ってきた合田佐和子の個展が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。本展では銀幕スターや人間の「眼」を描いた油彩画、ドローイングを紹介。会期は4月20日〜5月25日。
古今東西の文化を再構築し、絨毯模様のペインティングなどを展開するアーティスト、コア・ポアの日本初個展「Returnee」が、東京・銀座のTHE CLUBで開催される。会期は4月6日〜6月12日。
川内理香子や宮島達男、マルレーネ・デュマスら国内外の作家9名によるグループ展「drawings」が、東京・銀座のギャラリー小柳で開催されている。会期は4月27日まで。
チームラボによる個展「チームラボ 永遠の海に浮かぶ無常の花」が、金沢21世紀美術館で開催される。本展では、2018〜19年に制作された大型のインスタレーションを展示。会期は8月9日〜9月1日。
東京国立博物館と凸版印刷が、弘法大師空海の最高傑作といわれる立体曼荼羅をVR作品《空海 祈りの形》によって再現。東寺所蔵の国宝16体、重要文化財5体の合計21体の仏像で構成される立体曼荼羅を、通常は見ることが困難な角度や位置から鑑賞することができる。