現在、東京・銀座のギャラリー小柳では、同ギャラリーのコレクションを中心に、国内外の作家によるドローイング作品を紹介する展覧会「drawings」が開催されている。
本展には、「身体」という根源的なテーマを出発点に、自己と他者の曖昧な関係性を掘り下げる川内理香子や、動的な要素を含む平面作品などを手がける田幡浩一、LEDライトを使用した作品によって「生死」を表現する宮島達男らが出品する。
このほか海外からも、人種差別や性を主題としたポートレイトを発表するマルレーネ・デュマスや、時代ごとの文化を記憶する家具や空間を鋳造するレイチェル・ホワイトリードらが参加。全9名の作家によるドローイングを通覧できる。