建築設計は新素材研究所。清春芸術村にゲストハウス「和心」が誕生

多数の名建築が集まる山梨県北杜市のアートスポット「清春芸術村」。開村から30年以上経ったいまも発展を続ける同地に、新素材研究所(杉本博司+榊田倫之)の設計によるゲストハウス「和心」が、新たに追加される。

© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of NMRL

 山梨県北杜市に位置する「清春芸術村」。広大な敷地を誇る芸術村のなかには、アール・ヌーヴォー様式のロタンダ(円形建築物)「ラ・リューシュ」や、安藤忠雄が設計した箱型の美術館「光の美術館」など、多数の名建築が集結している。

 開村から30年以上経ったいまも発展を続ける清春芸術村に、この春新たにゲストハウス「和心」が追加される。「和心」の建築設計は、新素材研究所(杉本博司+榊田倫之)が担当。そして今回「和心」の落成記念展が光の美術館で開催される。

 本展では、これまで展示される機会の少なかった杉本の版画作品《陰翳礼讃》や 《松林図》、版画を掛け軸に仕立てた《華厳の滝》《海景》などが一堂に集結。人工照明を排した同館で、春の自然光と美しく調和する杉本作品を堪能できる。

© Hiroshi Sugimoto / Courtesy of NMRL

編集部

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