BIENの新作は全800ページにおよぶノートブック。中野のCORNER PRINTING KGで個展を開催中
ストリートカルチャーなどを参照し、抽象絵画やインスタレーションを展開するBIEN(ビエン)の個展「THINKING BOOK / CIRCUIT MAZE」が、東京・中野のCORNER PRINTING KGで開催されている。会期は6月9日まで。
ストリートカルチャーなどを参照し、抽象絵画やインスタレーションを展開するBIEN(ビエン)の個展「THINKING BOOK / CIRCUIT MAZE」が、東京・中野のCORNER PRINTING KGで開催されている。会期は6月9日まで。
ウィリアム・モリスの研究者、そして晶文社を立ち上げた編集者としても知られる小野二郎。小野が生涯追い求めた「ユートピア」の思想とともにその仕事をたどる展覧会「ある編集者のユートピア 小野二郎:ウィリアム・モリス、晶文社、高山建築学校」が、世田谷美術館で開催されている。会期は6月23日まで。
人類よりも長い歴史のなかで進化を続けてきた多様な虫の姿から、デザインの新たな一面を学ぶための展覧会「虫展 −デザインのお手本−」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。会期は7月19日〜11月4日。
6月2日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。
東京都現代美術館では、夏休みの時期にあわせてふたつの展覧会が開催される。「あそびのじかん」(7月20日~10月20日)では、「遊び」をテーマに6組の作家を紹介。「MOTサテライト2019 ひろがる地図」(8月3日~10月20日)では、リニューアル後の同館をメイン会場として、清澄白河のカフェや店舗ほか7箇所で展示を見ることができる。
彫刻家・髙山陽介の個展「ひろば」が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。本展では、木彫による頭部、レリーフ、自身をモチーフとした木版画、コラージュといった様々な表現を用いた新作を見ることができる。会期は6月8日~7月6日。
今年4月に発生した火災で尖塔が焼失した、パリを象徴する「ノートルダム大聖堂」に捧げるため、ガゴシアンがパリのギャラリーで「An Exhibition for Notre-Dame」展を開催。会期は6月11日〜7月27日。また本展による収益はすべてノートルダム大聖堂の改装と修復に寄付するという。
LEDライトを用いた作品によって「生死」を表現することで知られるアーティスト・宮島達男。そのパフォーマンス作品にフォーカスした個展「Counting」が、東京のAkio Nagasawa Gallery Ginzaで開催される。会期は5月31日〜8月31日。
日本で美術を学んだ経験を持つドイツのアーティスト、エリック・スワーズの個展「私私私 君君君 彼ら彼ら彼ら 我々が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。会期は6月7日〜7月6日。
ストリートカルチャーなどを参照した抽象絵画を描くBIENと、昨年「UNDERCOVER」のショー音楽を担当するなど注目を集めるDJ兼音楽プロデューサーのMARS89が、2日間限定の2人展「Hole in the View」を開催する。会場は東京・渋谷のCONNECT gallery。会期は6月15日〜16日。
宇宙の断片などをモチーフに、異次元のような独自な作品世界を展開してきた大竹彩子による個展「COSMOS DISCO(コスモス・ディスコ)」が、5月31日より東京・渋谷のDIESEL ART GALLERYでスタート。会期は8月22日まで。
神奈川・箱根町のポーラ美術館で、開館以来初となる現代美術作家に焦点を当てた展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」が開催される。本展では、モネやピカソから彫刻、東洋磁器まで多岐にわたる同館のコレクションを、現代の表現とともに紹介。カンディダ・ヘーファー、ヴォルフガング・ティルマンス、磯⾕博史、横溝静など国内外のアーティストが参加する。会期は8月10日〜12月1日。
東京・駒込のKAYOKOYUKIで、グループ展「S/F -写真、あるいは、200年後のモノリス-」が開催される。本展は、京都のアーティスト・ラン・スペース「soda」との共同企画。アーティストたちは写真を通してそれぞれの「SF」を提示する。会期は6月1日〜30日(7月5、6、7、12〜14日もオープン)。
今年6月に東京で行われる「アジア・ドゥルーズ=ガタリ研究会議」。この会期中、2人の思想にインスパイアされた作品を発表する展覧会「Between figure and contour」が、アーツ千代田 3331で開催される。参加作家は有賀慎吾、伊勢周平、大崎晴地、小沢裕子+相川勝、村山悟郎。会期は6月17日〜23日。
アーティスト・坂本夏子の3年ぶりの個展「迷いの尺度―シグナルたちの星屑に輪郭をさがして」が、東京・天王洲のANOMARYで開催される。会期は6月8日~7月6日。
アジアで最大規模のアートブックフェアとして知られる「TOKYO ART BOOK FAIR」。10回目の開催を迎える今年のフェアは、先日リニューアル・オープンしたばかりの東京都現代美術館で開催される。会期は7月12日〜15日。
現在日本で過去最大規模の個展「Lifetime」を開催中のクリスチャン・ボルタンスキー。その新たな個展となる「アニミタスⅡ」が、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催することが明らかにされた。会期は2019年6月13日〜11月17日。
原子力発電所や環境問題など生命的なモチーフを扱い、銅版画や絵画、立体など様々な形態で作品を発表してきた山口啓介。その約3年ぶりとなる回顧展「後ろむきに前に歩く」が、広島市現代美術館で開催される。会期は6月8日〜9月4日。
横浜で財を成した実業家・原三溪。美術品や茶道具からなるその大コレクションを総覧する展覧会「原三溪の美術 伝説の大コレクション」が、横浜美術館で開催される。本展には国宝や重要文化財を含む約150件が集結するほか、三溪自身の生き方にも迫る内容となっている。会期は7月13日〜9月1日。
東京・六本木の国立新美術館で、グループ展「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」が開催される。本展では、作品において様々なかたちで表れる「文学」に焦点を当て、北島敬三、小林エリカ、ミヤギフトシ、田村友一郎、豊嶋康子、山城知佳子の6名を紹介。会期は8月28日〜11月11日。