NEWS / EXHIBITION - 2019.5.31

オブジェやペインティングが生み出す意味の輪。エリック・スワーズ展「私私私 君君君 彼ら彼ら彼ら 我々」が開催

日本で美術を学んだ経験を持つドイツのアーティスト、エリック・スワーズの個展「私私私 君君君 彼ら彼ら彼ら 我々が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。会期は6月7日〜7月6日。

エリック・スワーズ second view 2019 © Erik Swars 2019 Courtesy of KEN NAKAHASHI

 エリック・スワーズは1988年ドイツ生まれのアーティスト。ブルグ・ギービヒュンシュタイン美術デザイン学校にてヨッヘン・プロクシュテースに師事し、16年にディプロマ課程を修了した。

 在学中の13年の秋から半年間にわたって、東京藝術大学のO JUN研究室でも絵画を学んだエリック。帰国した1年後にも日本学生支援機構(JASSO)の支援を受け、再来日し制作活動を行った。15年からは、ライプツィヒの旧紡績工場・シュピネライを拠点としている。

 刷り込みの瞬間瞬間に主眼を置くエリックは、近年ではアルミシートを用いたペインティングや、ファウンド・フッテージ形式の映像作品、ガラスや鉄、木を用いたインスタレーションなど、様々な素材とメディアによる表現に努めてきた。その作品は、ステファン・ヒルデブラントなどのパブリックコレクションに収蔵されている。

Galerie Kleindienstでの展示風景 Photo by Uwe Walter
© Erik Swars, Courtesy of KEN NAKAHASHI
Galerie Kleindienstでの展示風景 Photo by Uwe Walter
© Erik Swars, Courtesy of KEN NAKAHASHI

​ そんなエリックの個展「私私私 君君君 彼ら彼ら彼ら 我々」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。本展は「象徴的な作品」ではなく、互いに呼応しあうオブジェやペインティングなど、展示全体で「意味の輪」が生まれることを意識して構成。

  各作品は、鑑賞者がそれぞれと向き合う時間を生み出す断片として機能し、会場には「互いにコメントしあう物体」としてのオブジェやペインティングが配置されるという。