アート出版に特化した日本で初めてのブックフェアとして、2009年より年に一度のペースで開催されている「TOKYO ART BOOK FAIR」。毎回国内外の出版社やギャラリー、アーティストら約300組が出展し、2万人以上を動員する同イベントは、アジアで最大規模のアートブックフェアとして知られている。
そして節目となる10回目の開催を迎える今年は、3月にリニューアル・オープンしたばかりの東京都現代美術館が初めて会場となる。会期中は、多種多様な出版物で彩られたブースのほか、特別展やトーク、サイン会といった様々なイベントも用意され、ユニークな進化を続けるアートブックの世界観を体感することができる。
アート作品に比べると比較的手に入りやすい価格帯の書籍にフォーカスした同イベントは、アートに触れる絶好の機会になるだろう。