東京、デトロイト、ベルリン。トーキョーアーツアンドスペースで3都市のアート・コミュニティを考える
東京のトーキョーアーツアンドスペース本郷では現在、東京、デトロイト、ベルリンという3都市のアート・コミュニティの姿を紹介する展覧会「東京デトロイトベルリン」が開催されている。会期は11月8日まで。
東京のトーキョーアーツアンドスペース本郷では現在、東京、デトロイト、ベルリンという3都市のアート・コミュニティの姿を紹介する展覧会「東京デトロイトベルリン」が開催されている。会期は11月8日まで。
カラヴァッジョの傑作のひとつとして知られる《キリストの埋葬》が約30年ぶりに来日する国立新美術館の「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」。新型コロナウイルスで延期となっていたその会期が、2021年3月24日〜5月10日に決定した。
東アジア文化都市2020北九州実行委員会は、2021年4月29日から5月9日までの11日間、北九州市東田地区(八幡東区)を舞台に「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」を開催することを発表した。
新型コロナウイルス感染症の影響で、136日間の長期臨時休館を余儀なくされた大原美術館が、今後も一般公開を続けていくためのクラウドファンディングを「Readyfor」で開始した。
アーティストが地域交流をしながら創作活動を行うことで、地域に文化芸術の場をつくり活性化につなげる京都府のアーティスト・イン・レジデンス事業「京都:Re-Search」。2カ年計画として開催された2019年度の成果展「大京都 2019 in 京丹後 〜風景泥棒〜」に続く2年目のプログラムとして「大京都芸術祭 2020 in 京丹後 〜風景泥棒2〜」が開幕した。
横浜に所縁があり、日本を代表する建築家である村野藤吾と槇文彦。この2名の個展が同時開催される。会場は、横浜のBankART KAIKO(村野藤吾展)とBankART Temporary(槇文彦展)。会期は10月30日~12月27日。
ファッション写真の世界で女性のみのを取り続けた巨匠、ヘルムート・ニュートン。その作品を、12人の女性の視点から紐解くドキュメンタリー映画『ヘルムート・ニュートンと12人の女たち』が12月11日よりBunkamuraル・シネマ、新宿ピカデリーほかにて全国順次公開される。
実業家でアートコレクターの林田堅太郎が設立した私設美術館「KAMU Kanazawa」が、市内にふたつの新スペースをオープンさせた。
東京の皇居に隣接していた東京国立近代美術館工芸館が、「国立工芸館」として金沢に移転、開館を迎えた。国立美術館の移転という前例のないこのプロジェクトが意味するものとは?
昨年秋にオープンした東京・表参道の複合施設「gallery de kasuga」にて、新旧の素材に注目した展覧会「素材―その形と心 The Material -Its Form and Spirit」が開催される。キュレーションは南條史生。会期は11月5日〜12月20日。
今年7月に新宿駅の東口駅前広場に巨大パブリック・アートを発表し注目を集めたアーティスト・松山智一。その中国本土初となる個展 「Accountable Nature」が、上海の龍美術館西岸館(ロン・ミュージアム・ウエストバンド)で開催される。会期は11月12日〜2021年1月24日。
演劇作家・篠田千明の新作オンライン・パフォーマンス作品『5×5×5本足の椅子』が、11月22日・23日の2日間限定で公開される。半世紀以上前の作品に新しい解釈を与え、新たな価値を引き出す本作は、「演劇とは何か」を問い続ける篠田の活動を体現する作品となるだろう。
三菱一号館が竣工した「1894年」という年を軸に、フランスの画家オディロン・ルドンとアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックなど日仏の画家たちを紹介する展覧会「1894 Visions ルドン、ロートレック展」が、三菱一号館美術館で開幕した。
今年春の開幕を予定しながら、新型コロナウイルスの影響で延期されていた「さいたま国際芸術祭2020」が、10月17日に開幕を迎えた。
画家・西村有の3年ぶりとなる個展「Around October」が、東京・駒込のKAYOKOYUKIで開催される。本展は、パリのCrèvecœurとの2会場同時期開催だ。濃密な色彩とはっきりと区切られた境界線を持つ、より抽象度の高い新作に注目したい。会期は10月24日~11月29日。
世界各地で挑戦を続ける70代以上の女性アーティスト16名の活動に光を当てる展覧会「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」が、森美術館で開催される。各アーティストの実践や人生から、フェミニズム、移民の歴史など世界の問題や事象、そして美術史に対する様々な解釈などを通覧する。会期は2021年4月22日〜9月26日。
彫刻家・名和晃平の個展「Oracle」が、東京 ・表参道のGYRE GALLERYで開幕した。本展では、奈良国立博物館に収蔵されている14世紀に制作された《春日神鹿舎利厨子》へのオマージュ作品など、すべてが新作で構成されている。
今週スタートの展覧会と終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届け。新型コロナウイルス対策にともなう事前予約の方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。
2022年早春のオープンを控えた大阪中之島美術館。同館は開館プレイベントとして、2つの市民参加型プロジェクトを実施している。募集期間は2021年3月まで。
「霧のアーティスト」として知られる中谷芙二子とダムタイプの中心的メンバー・高谷史郎による協同展覧会「霧の街のクロノトープ」が、12月5日より京都の北河原団地跡地で開催される。水霧を用いた環境彫刻「霧の彫刻」を展示することで、人と人、人と自然の信頼関係への新たな視座を探求する。会期は12月5日〜20日。