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21世紀の美術館につくられた「エンガワ」。グルベンキアン財団CAMとは何か?

リスボンにあるカルースト・グルベンキアン財団の近現代美術館「Centro de Arte Moderna(CAM)」が9月21日新装オープンした。改修・拡張された建築と庭園のあいだにつくられ、日本の現代アーティストらを招いたプログラム名ともなった「エンガワ」と、同地出身のレオノール・アントゥネスによる柿落とし展について現地からリポートする。

文・写真(特記のないもの)=飯田真実

CAMに新設された「エンガワ」で、同名のプログラムに招聘されたアーティスト小泉明郎のVR作品『解放されたプロメテウス』(2021)と『火を運ぶプロメテウス』(2023)が展示された(2024年9月26日〜29日)Photo: Joanna Correia © Calouste Gulbenkian Foundation

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