国立工芸館の開館記念展から「大京都芸術祭 2020」まで。今週末に見たい展覧会ベスト3
先週から今週にかけて始まった展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館や芸術祭の公式ウェブサイトを参照してほしい。
先週から今週にかけて始まった展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館や芸術祭の公式ウェブサイトを参照してほしい。
6名のアーティストによる「コロナ時代のアマビエ」が、角川武蔵野ミュージアムでリレー形式で展示される。参加作家は会田誠、鴻池朋子、川島秀明、大岩オスカール、荒神明香。残りの1名は明かされていない。各作家が、「希望」「不安」「鎮魂」「願い」「愛」などをテーマに表現する新時代のアマビエに注目だ。
ニューヨークを代表するアートフェア「フリーズ・ニューヨーク」が、2021年5月5日〜9日にニューヨークのアートセンター「ザ・シェッド」で行われる。約60のギャラリーが参加するリアルなイベントに加え、オンライン・ビューイング・ルームも並行して開催される。
2019年に「渋谷スクランブルスクエア」に開業した展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」が、その開業1周年を記念する一連のカルチャーコンテンツプログラムを11月1日より開催する。
武蔵野美術大学 美術館・図書館で、同大の教員7名による小企画「部屋と庭 隔たりの形式」展が開催される。会期は11月30日〜12月19日。
サルバドール・ダリの作品収蔵数がアジア最大級の規模を誇る、福島・北塩原村の諸橋近代美術館で「ナイトミュージアム in 諸橋近代美術館」が10月31日、11月2日、6日に開催。ワーケーションリゾート・裏磐梯の施策のひとつとして、働きながら自然と芸術を堪能する機会を提供する。
公益財団法人日本博物館協会(日博協)は、新型コロナウイルス感染予防の対応状況に係る緊急アンケートの結果について発表した。この緊急アンケートは、9月1日〜9月15日に、博物館園職員を対象に、新型コロナウイルスの感染予防対策や、現場の事業展開、現状と今後への課題等についてウェブアンケート形式で調査したもの。
現代美術作家とともに1階ウィンドウギャラリーの制作を行う「SHISEIDO THE STORE」。ここで、篠田太郎によるインスタレーション《Your Reflection is Gold》の展示がスタートした(2021年3月まで)。
明治期ごろから、文学などをバックグラウンドとして大衆に広まった退廃的、妖艶、グロテスク、そしてエロティックな表現。幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、挿図などからこうした表現を紹介する「あやしい絵展」が、東京国立近代美術館で開催される。会期は2021年3月23日〜5月16日。
マシュー・バーニー、キャロリー・シュニーマン、白髪一雄、田中泯による展覧会が、青山のファーガス・マカフリー東京で開催されている。身体性について独自の哲学を持つ4名の作品が一堂に会する貴重な機会だ。会期は2021年1月23日まで。
アメリカの政治的問題をアートを通じて発信するアーティスト・コレクティヴ、For Freedoms。同コレクティヴが、アメリカ大統領選挙を前に、東京・神宮前のインスタレーションスペース「Standby」でビルボードプロジェクトを実施する。会期は10月30日〜11月29日。
ワタリウム美術館は、館内に位置するオン・サンデーズの地下部分を一部改修し、新たに「ライトシード・ギャラリー」をオープン。作品の展示・販売を行う。
新型コロナウイルスの影響により、今年秋の開催を延期して2021年2月3日~3月28日に行われる「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2021 SPRING」。その新たなロゴデザインが発表された。
テレビドラマの脚本やエッセイなど多彩な活動で知られる向田邦子。その没後40年となる2021年、東京・南青山のスパイラルで特別イベント「いま、風が吹いている」が開催される。会期は2021年1月14日〜24日。
建築や探検など多彩な楽しみ方ができ、世界中で人気を集めるゲーム「マインクラフト」。そのなかで作品を展示する「向こうがわ芸術祭」が、10月27日にスタートした。
アートフェア東京の主催者である一般社団法人アート東京が、京都市や電通と開催する「artKYOTO」。2回目の開催となる今年は、京都国立博物館 明治古都館でアートフェアを、昨年のアートフェアの会場となった二条城では美術史体験ツアーを開催する。会期は2020年12月4日〜6日。
2020年度の文化勲章が発表され、美術分野からは人形作家の奥田小由女と彫刻家の澄川喜一が選ばれた。
アメリカの「美術館長協会」(AAMD)が、アメリカ、カナダ、メキシコの美術館の50以上の職業を対象にした2019年度の「2020年給与調査」を発表した。
洋菓子「シガール」で広く知られるヨックモック。その名を冠した美術館「ヨックモックミュージアム」が10月25日、東京・南青山に開館した。
伝統芸術「能楽」の二十六世観世宗家である観世清和師と、ファッションデザイナーのコシノジュンコがタッグ。11月9日に、能とファッションを融合させた舞台芸術を、東京・銀座の観世能楽堂で発表する。