
ジャクソン・ポロックの霊を降ろす? 仰天し、笑声が巻き起こる「大Ah!!rt展」が渋谷で開催
放送作家・倉本美津留プロデュースによる、「〜アー!!ット叫ぶアート〜大Ah!!rt展」が東京の西武渋谷店にて開催中だ。本展には、鑑賞中に思わず「アー!」と声が漏れてしまう、総勢18組の新鋭アーティストによる驚きの作品群が一堂に集結している。会期は8月1日〜19日。

放送作家・倉本美津留プロデュースによる、「〜アー!!ット叫ぶアート〜大Ah!!rt展」が東京の西武渋谷店にて開催中だ。本展には、鑑賞中に思わず「アー!」と声が漏れてしまう、総勢18組の新鋭アーティストによる驚きの作品群が一堂に集結している。会期は8月1日〜19日。

美術家・奈良美智の個展「Sixteen springs and sixteen summers gone―Take your time, it won’t be long now」が、東京・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで開催されている。本展は、奈良が2014年から約5年間にわたって撮影した写真群より約200点を取り上げたもの。会期は8月10日まで。

夏休みはアウトドアや芸術祭だけではなく、涼しい美術館へ展覧会を見に行くのも楽しみのひとつ。日本各地で開催されている展覧会のなかから、編集部が注目する展覧会を地域ごとに5つずつピックアップ!第2弾は東日本編。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを契機に、京都で行われる文化と芸術の祭典「京都文化力プロジェクト」。同プロジェクト実行委員会は現在、2018年度リーディング事業として屋外に展示するインスタレーション作品のプランを募集中だ。

ともに色鉛筆での作品を手がけてきた吉村芳生・大星の父子。その作風は写真のような細密描写が特徴だ。広島県・ウッドワン美術館で開催された二人展を椹木野衣がレビューする。

過去最大の8作品が来日することで注目を集めている「フェルメール展」。これまで明らかにされていた4作品に加え、残る4作品のラインナップが公表された。なお、大阪展では同展のみの作品も展示される。

彩の国さいたま芸術劇場を中心にさいたま市で開催される「世界ゴールド祭 2018」は、高齢者による舞台芸術の国際フェスティバル。第1回となる今回は、イギリス、オーストラリア、シンガポールからゴールド世代が集結し、演劇、ダンス、シンポジウム、ワークショップなどの多彩なプログラムを通じて、高齢社会におけるアートの可能性を探ることを試みる。会期は9月22日〜10月8日。

東京国立近代美術館の蔵屋美香が通年を通してキュレーターを務める「絵と、」シリーズ。「絵と」現実を、絵画ならではの方法で切り結ぶ作家たちをラインナップした本シリーズの第2弾である「絵と、 vol.2 藤城嘘」展が、東京・東神田のgallery αMで開催されている。藤城の大作が並ぶ本展を、キャラ・画像・インターネット研究のgnckがレビューする。

印象派を代表する画家、クロード・モネ。モネが《睡蓮》大装飾画の制作に着手してから約100年が経過した現在、モネとモネ以降の作品に焦点を当てた展覧会「モネ それからの100年」展が名古屋市美術館にて開催され、横浜美術館へと巡回している。本展について、過去に「ルノワール展」(国立新美術館、2016)などを担当した金沢21世紀美術館学芸員の横山由季子がレビューする。

広島市現代美術館が多彩な表現活動について様々な方法による紹介を試み、美術館活動の可能性を探る新企画「夏のオープンラボ」。初回となる今年は、山下陽光、下道基行、影山裕樹によるグループ「新しい骨董」の個展として、「大人が本気で取り組んだ夏休みの自由研究」のような展覧会を開催している。会期は9月17日まで。

愛知県名古屋市のgallery Nが、美術家・小林椋の新作個展「プールの輪にワニ」を開催する。本展は、「科学という営みを起点に、その現実的な作用におけるフィクション性について考えるための装置」としてつくられた新作オブジェで構成される。会期は8月25日~9月9日。

映像を主軸として、場所・ものに宿った時間がテーマの作品を制作する平川祐樹。新作「Nitrate Dreams」シリーズ全3作品をポーラ美術館で日本初公開する。会期は2018年9月30日~12月2日。

絵本画家・いわさきちひろの生誕100年を記念し、年間を通して開催されている展覧会シリーズ「Life展」。その一環として、「広島」をテーマとする作品に焦点を当てた、石内都とのコラボレーション展示「ひろしま 石内都」展が、長野県・安曇野ちひろ美術館で開催された。異なる手法で被爆体験に向き合った2人の作品を組み合わせた本企画。その意義と展示構成について、広島市現代美術館学芸員の松岡剛が論じる。

第3回
5月下旬に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想を発端に、いま、美術館のあり方をめぐる議論が活発化している。そこで美術手帖では、「これからの日本の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探る。第3回は長年、金沢21世紀美術館でキュレーターを務め、第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館で岩崎貴宏の個展キュレーションした鷲田めるろ。

固定の仕方や道具の転用など、作品を展示空間にインストールするために、アーティストたちは様々な「技法」を生み出してきた。それらを「Tips」と名付け、ピックアップする展覧会が京都芸術センターにて開催された。企画者である宮坂直樹ら5名の若手作家がインスタレーション作品を出品した本展を、星野太が論じる。

ウィーン世紀末を代表する画家であるグスタフ・クリムトの展覧会「クリムト展 ウィーンと日本 1900」が2019年4月23日から7月10日まで上野・東京都美術館で、その後7月23日から10月14日の会期で豊田市美術館にて開催されることが発表された。展覧会には日本の展覧会としては過去最大級となる油彩画約20点などが集結するという。

夏休みはアウトドアや芸術祭だけではなく、涼しい美術館へ展覧会を見に行くのも楽しみのひとつ。日本各地で開催されている展覧会のなかから、編集部が注目する展覧会を地域ごとに5つずつピックアップ!第1弾は首都圏編。

オークション大手のクリスティーズが2018年上半期の総売上高を公表した。売上高はドルベースで前年同期から35パーセント増の40億ドル(約4424億円)となり、クリスティーズの半期売上総額の史上最高額を樹立した。

あいちトリエンナーレ実行委員会は、多角的な視野で「展覧会」に関わる人材を育成するための人材育成プログラム「展覧会の体験をデザインする」を開講。講師を服部浩之(インディペンデント・キュレーター )と会田大也(ミュージアム・エデュケーター)が務める。応募の締め切りは8月12日(16:00)。

ドイツで誕生した芸術学校・バウハウスの今日的意義を再考する国際プロジェクト「bauhaus imaginista(創造のバウハウス)」の一環として、「バウハウスへの応答」展が京都国立近代美術館で開催される。会期は8月4日〜10月8日。