大賞は500万円。安藤忠雄、片岡真実、建畠晢が審査員を務める公募展が作品を募集中

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを契機に、京都で行われる文化と芸術の祭典「京都文化力プロジェクト」。同プロジェクト実行委員会は現在、2018年度リーディング事業として屋外に展示するインスタレーション作品のプランを募集中だ。

展示会場となる旧京都府立総合資料館の前庭

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、京都でも20年に向けた文化と芸術の祭典「京都文化力プロジェクト」が立ち上がった。

 その2018年度リーディング事業として現在プランを募っているのが、屋外に展示するインスタレーション作品のプランだ。この公募は、国内外のアーティスト、クリエイター、建築家などから、屋外インスタレーション作品のプランを公募し、そのなかから選出したプランを実現しようとするもの。

 審査員は安藤忠雄(建築家)、片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター、京都造形芸術大学教授)、建畠晢(京都芸術センター館長、多摩美術大学学長)の3名。大賞受賞者には制作補助費500万円が授与され、制作した作品は2019年2月16日~3月17日(予定)、旧京都府立総合資料館の前庭にて展示を行う機会が与えられる。また、入選者(3名程度)も同期間にプラン展示を行うほか、賞金5万円が授与される。

 「京都の景観や文化を活かし、都市における空間を大胆かつ想像力豊かに活用し、日常に楽しみと刺激を与える作品プラン」を広く募集しているこの公募展。

 大規模な作品アイデアを持つアーティスト、クリエイター、建築家にとっては、作品実現の絶好のチャンスになるだろう。応募資格、方法などの詳細は公式ウェブサイトをチェックしてほしい。

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