第8回

中通りから浜通りまでエリアを拡大した 福島ビエンナーレ2018。失われゆく文化に触れて生まれる芸術とは

今年も夏から秋にかけて、日本全国で様々な展覧会や芸術祭が目白押し。作品との出会いはもちろん、その場所でしか見られない景色や食事も一緒に楽しめるスポットをピックアップ。最終回となる第8回は、福島県・福島市、二本松市、南相馬市で開催される福島ビエンナーレ2018を紹介する。

「アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ 2018」が渋谷で開催。南米で撮影される次回作を前に、タイ時代の代表作を再上映

「アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ 2018」が、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催される。本企画は、タイの映画監督でアーティストの、アピチャッポン・ウィーラセタクンの代表作を再上映するもの。現在制作中という次回作『MEMORIA』公開を前に、その軌跡を辿りたい。上映期間は8月11日〜9月7日。

NEWS / EXHIBITION

レアンドロ・エルリッヒから「目」まで。「大地の芸術祭 2018」注目の新作をピックアップ(前編)

日本を代表する芸術祭のひとつである「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。今年で第7回を迎える同芸術祭が7月29日に開幕した。これまでに蓄積されてきた作品群に加え、約180組が新たな作品やプロジェクトを見せる今回。新作を中心にその見どころを2回にわたってお届けする。前編は、芸術祭の中心地である十日町の作品を紹介。

INSIGHT / PROMOTION

デュシャンと日本美術を比べてみると? 世界初の試み「マルセル・デュシャンと日本美術」が東京国立博物館で開催

20世紀の美術にもっとも影響を与えた芸術家マルセル・デュシャンと日本美術を比べる展覧会が東京国立博物館で開催される。デュシャンの代表作を紹介するとともに、日本美術に対する新たな価値観を提案するという世界ではじめての試み。会期は2018年10月2日~12月9日。

NEWS / EXHIBITION

美しい壁紙たちが来日。群馬県立近代美術館にてウィリアム・モリスの展覧会が開催中

ウィリアム・モリスのデザインを中心に、イギリス有数の壁紙会社・サンダーソン社が所蔵する貴重な壁紙や版木など約130点を日本で初めて紹介する展覧会「サンダーソンアーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展―美しい生活を求めて」が群馬県立近代美術館にて開催中だ。会期は7月7日〜8月26日。

NEWS / EXHIBITION

見て、触れて、あそんで、ちひろを再発見。いわさきちひろ美術館でアートユニット・plaplaxとのコラボ展が開催

いわさきちひろが生誕100年を迎えた今年、東京と長野県・安曇野のちひろ美術館では「Life」をテーマに、様々な分野の作家コラボレーション展覧会を年間を通して企画している。夏休み期間の2018年7月28日〜10月28日は、アートユニット・plaplaxが「あそぶ」をキーワードに、体験型の作品を発表する。

NEWS / EXHIBITION

第2回

プレイバック!美術手帖  1957年10月号 / 58年1月号 特集 「日本の美術批評を検討する」

『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は1957年10月号および58年1月号から、特集「日本の美術批評を検討する」を紹介。

アートをめぐる現代の諸相を探る。8月号新着ブックリスト(2)

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年8月号では、現代アートのありかたを論じた書籍やアートマネージメントについての書籍などを取り上げた。ウェブでは3冊ずつ、2回にわけて紹介する。

INSIGHT

ダムタイプの過去作をライブサウンドで体感。YCCが記録映像の特別上映を実施

YCC ヨコハマ創造都市センターが、アートプログラム「YCC Temporary」の第6弾として、世界的に知られるアーティスト・グループ「ダムタイプ」による過去のパフォーマンス作品《pH》(1990~95)および《S/N》(1994〜96)の記録映像の特別上映を行う。上映期間は9月7日〜9日の3日間。

NEWS / EXHIBITION

文豪・泉鏡花×球体関節人形。東京・弥生美術館で、鏡花が書いた女性が100年以上の時を経て蘇る

『高野聖』など、幻想文学の代表的な作家として知られる泉鏡花。その作品に登場する女性を球体関節人形として表現した作品を展示する「文豪・泉鏡花×球体関節人形 ~迷宮、神隠し、魔界の女~」展が、東京・弥生美術館にて開催中。会期は2018年9月24日まで。

NEWS / EXHIBITION

アートをめぐる現代の諸相を探る。8月号新着ブックリスト(1)

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年8月号では、現代アートのありかたを論じた書籍やアートマネージメントについての書籍などを取り上げた。ウェブでは3冊ずつ、2回にわけて紹介する。

INSIGHT

自然光で見る内藤礼の世界。水戸芸術館で過去最大規模の展覧会「内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える」がスタート

「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに、光、空気、風、水、重力などを用いた作品を制作してきた内藤礼。その内藤が制作の根源のひとつとしてきた「光」のアプローチの境地となる、過去最大規模の個展が7月28日より水戸芸術館現代美術ギャラリーでスタート。展覧会の様子を作家の言葉とあわせて紹介する。

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