
GINZA SIXにニコラ・ビュフの大作《光るぞう》が出現。「GIFT」をめぐる物語で館内を彩る
GINZA SIXで「GINZA SIX CHRISTMAS 2018 “Fantastic Gift” 〜『冬の王国』と『夏の王国』の物語〜」と題し、全館の様々なエリアでフランス人アーティストのニコラ・ビュフによるクリスマス演出が展開される。期間は11月12日〜12月25日。

GINZA SIXで「GINZA SIX CHRISTMAS 2018 “Fantastic Gift” 〜『冬の王国』と『夏の王国』の物語〜」と題し、全館の様々なエリアでフランス人アーティストのニコラ・ビュフによるクリスマス演出が展開される。期間は11月12日〜12月25日。

美術館の活動をサポートし、展覧会の割引などの様々な優待を受けられる「友の会(メンバーシップ制度)」。そのなかから、編集部注目のサービスを実施する美術館を2回にわけてピックアップ。リピーターにはたまらない特典から、知られざる特典まで紹介する。

大分県日田市が、10月27日に1夜限りのイベント「日田の山と川と光と音」を開催。本イベントは、会場を明かさない状態で観客を案内するユニークなシークレットイベントであり、1000名限定のバスツアー形式で行われるという。企画・演出は、ライゾマティクスの建築部門「ライゾマティクス・アーキテクチャー」が担当し、世界的に活躍する歌手のsalyuが出演する。同地が誇る大自然が、光と音によって幻想的に演出される。

ともに伝統文化の遺産を尊び、技術の維持継承のために「人間国宝」という制度を持つフランスと日本。やきものの「有田焼」で知られる佐賀県で、同県を拠点とする若手作家とフランス人間国宝の展示や各種イベントを行う芸術祭「有田とフランス人間国宝 『ワザノワ会議』」 が開催される。会期は11月18日〜25日。

国内外でグループ展や個展を行ってきた今村遼佑の個展「そこで、そこでない場所を」が、京都のeN artsで開催される。会期は11月2日〜30日。

1960年代に前衛美術グループ「ジャックの会」の中心人物として活動し、今年4月に逝去した佐々木耕成の展覧会「変革の煽動者 佐々木耕成アーカイブ」が、熊本県立美術館で開催中だ。会期は12月16日まで。

鮮やかな色の壁や照明、既成品の家具を使ったインスタレーションを手がける玉山拓郎の個展「Dirty Palace」が、東京・西麻布のCALM & PUNK GALLERYで開催される。会期は11月10日〜27日。

1979年は原美術館、88年はハラ ミュージアム アークがそれぞれ開館した年。このふたつの年にスポットを当てた展覧会「Flash1979 / 1988」が、群馬・渋川市のハラミュージアム アーク 現代美術ギャラリーで開催中だ。会期は2019年1月14日まで。

ダイナミックなアクション・ペインティングで知られ、「具体」を代表する作家のひとりである白髪一雄の展覧会「没後10年 白髪一雄 水滸伝 豪傑シリーズ ―アクション・ペインティングによる豪放の世界―」が、兵庫県の尼崎市総合文化センターで開催される。会期は11月10日〜12月16日。

写真批評家・竹内万里子の展覧会「沈黙とイメージ」が、東京・新宿のBギャラリーで開催される。本展は、今年5月に刊行された竹内の初となる単著『沈黙とイメージ - 写真をめぐるエッセイ』(赤々舎)を、インスタレーションを通じて紹介するもの。会期は10月27日~11月11日。

国内外、幅広い世代から支持されているアーティスト・奈良美智。その作品を鑑賞するべく、世界中から多くの人々が訪れている国内の美術館をピックアップ!

モスクワのトレチャコフ美術館新館でイリヤ&エミリア・カバコフの大規模な回顧展が始まった。本展はソ連政権下のモスクワで非公認芸術家として制作したペインティングから、現在のインスタレーションまでを一堂に集めた展覧会であり、今年9月に85歳となったイリヤ・カバコフの芸術活動の総括ともいえる。本展の見どころをロシア文学・美術専攻の早稲田大学教育・総合科学学術院准教授、鴻野わか菜によるレポートで紹介する。

2018年2月に初回が開催され、注目を集めたアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO」。その第2回が2019年3月2日と3日の2日間にわたって京都市の中心部2会場で開催される。

ヌードの女性と商業的なアイコンを描くことで知られるアメリカのポップ・アーティスト、メル・ラモスが、10月14日に亡くなった。ラモスはロイ・リキテンスタインやアンディ・ウォーホルらと同時代の1960年代に活躍し、国際的な注目を集めていた。

油絵具による絵画を手がけるペインター、富田正宣の個展「なぞるノロマ」が東京・駒込のKAYOKOYUKIで開催される。会期は10月21日〜11月18日。

第7回
5月下旬に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想を発端に、いま、美術館のあり方をめぐる議論が活発化している。そこで美術手帖では、「これからの日本の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探る。第7回は、建築計画が専門で美術館建築にも造詣が深い日本大学理工学部建築学科教授・佐藤慎也が「第四世代の美術館」の可能性について論じる。

幾何学的な形体をモチーフとした版画や大型の油彩作品で知られる画家、辰野登恵子の展覧会「辰野登恵子 オン・ペーパーズ」が埼玉県立近代美術館で開催される。本展では、大型の油彩と並行して制作された版画やドローイングなど、紙の仕事を中心に紹介。2014年に逝去した作家の40年あまりの軌跡をたどる。会期は11月14日〜2019年1月20日。

10月21日までに終了する展覧会と今週始まった展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介。パリを拠点とする建築家の個展から1980年代日本の美術を再考する展覧会まで、この機会をお見逃しなく。

大阪市が、同市北区に建設予定の新美術館の正式名称を「大阪中之島美術館」に決定した。公募には1681件が集まったという。

2018年8月3日に福島市の教育文化複合施設「こむこむ館」前に設置され、そこからわずか1ヶ月あまりで撤去されたヤノベケンジの立体作品《サン・チャイルド》。これを起点に、公共空間における作品設置のあり方を、彫刻家であり彫刻研究者の小田原のどかが考察する。