
バスキアとは何者か? 「黒人アーティスト」というレッテルを嫌った男
わずか10年ほどの活動期間に3000点を超えるドローイングと1000点以上の絵画作品を残したジャン=ミシェル・バスキアとは、どのような人物だったのか? 同時代のニューヨークで暮らし、バスキアの書籍も手がけた編集者・河内タカが紐解く。

わずか10年ほどの活動期間に3000点を超えるドローイングと1000点以上の絵画作品を残したジャン=ミシェル・バスキアとは、どのような人物だったのか? 同時代のニューヨークで暮らし、バスキアの書籍も手がけた編集者・河内タカが紐解く。

フランスを代表する現代アーティストであり、2013年の第55回ヴェネチア・ビエンナーレで銀獅子賞を受賞したカミーユ・アンロ。その待望の日本初の大規模個展「蛇を踏む」が、初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は10月16日〜12月15日。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムショップ「MoMA Design Store」が、美術家・草間彌生の作品をモチーフとしたスノードームを発売する。表参道店と公式オンラインストアでの先行販売は、7月20日の午前11時から。

東京・京橋のLIXILギャラリーが実施している、3ヶ月ごとに独自のテーマで現在進行形の考えを具現化する「クリエイションの未来展」シリーズ。第19回目となる今回は、隈研吾、山口一郎(NF/サカナクション)、森永邦彦(ANREALAGE)の初コラボレーションによって、意味や解釈、理屈を超えた体験を生み出すことを試みる。会期は7月20日~9月24日。

KAWSの代表的なキャラクター「コンパニオン」の巨大アートワークが世界各地を巡るプロジェクト「KAWS: HOLIDAY」。このプロジェクトが現在、「KAWS:HOLIDAY JAPAN」として富士山の麓に上陸中だ。巨大アートワークを見ることができるのは2019年7月24日まで。

銀座 蔦屋書店の「GINZA ATRIUM」で、彫刻家・コムロタカヒロの個展「Vortex」が開催される。アクションフィギュアやソフビに影響を受け独自のキャラクターを制作するコムロは、本展で初発表となる木彫作品を展示。会期は8月6日〜25日。

日本人の父とイギリス人の母を持つ自身の出自や家族の歴史を出発点に、綿密なリサーチにもとづき、事実とフィクションを融合させた作品で知られるサイモン・フジワラ。今回、フジワラの新作個展「The Antoinette Effect」が、東京・六本木のTARO NASUで開催されている。会期は8月10日まで。

《渋家》で知られる齋藤恵汰と、コミュニティの中で生まれるアートを地域住民とともにプロジェクトとして実践してきた堀崎剛志による2人展「構造と表面」展が、東京の駒込倉庫で開催される。会期は8月2日〜11日。

無人島プロダクションが、東京都墨田区江東橋に移転。こけら落としとして小泉明郎展「Dreamscapegoatfuck」では、戦争の「加害者」「被害者」双方の追体験を促すふたつのインスタレーション作品と、立体作品《Sleeping Boy》(2015)を見ることができる。会期は7月20日〜8月31日。

虫の多様性や人間との関係性からデザインの新たな一面を学ぶ展覧会「虫展 −デザインのお手本−」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTでスタート。ディレクションにグラフィックデザイナーの佐藤卓を、企画監修に解剖学者・養老孟司を迎えた本展の見どころとは?

第19回写真「1_WALL」でグランプリを獲得した田凱(でん・がい)の個展「生きてそこにいて」が、東京・銀座のガーディアン・ガーデンにて開催される。会期は7月23日〜8月24日。また7月31日には、美術批評家・沢山遼とのトークイベント「人はみな孤島であろう」も行われる。

中国におけるソーシャリー・エンゲージド・アートの担い手で、周縁化された集団や植物への関心と、過去の事物の調査とを結びつけてきた鄭波(ジェン・ボー)。今回、京都での滞在調査をもとに日本初個展を開催した作家に、作品や制作に対する考えについて聞いた。

最先端の立体音響システムなどを新たな楽器として駆使するサウンドアーティスト・evalaが「インビジブル・シネマ」をテーマに、「音だけの映画」を製作。2020年1月の公開に先駆け、8月には東京・青山のスパイラルでライブパフォーマンスを開催する。

直木賞作家・白石一文による同名小説を原作とした映画『火口のふたり』が 8月23日より新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショーされる。そしてこの映画公開に合わせて、男性のヌードや親密な関係性をとらえる写真家・野村佐紀子の写真展「火口のふたり」が新宿のBギャラリーにて開催となる。会期は8月10日〜9月8日。

線を描きながら撮影する「ドローイング・アニメーション」で知られる石田尚志の個展が、青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)で開催された。作家にとって新たな展開となる彫刻作品など新作も発表された本展を、星野太がレビューする。

1865年に初版が出版されてから150年以上が経つ、世界的ベストセラー『不思議の国のアリス』。その世界を、日本初公開となる著者ルイス・キャロルの直筆画(横浜会場のみ)を含む古今東西、約200件の作品・資料で紐解く展覧会「不思議の国のアリス展」が、横浜のそごう美術館で開催される。

展覧会「山本高之とアーツ前橋のビヨンド20XX展 未来を考えるための教室」が、群馬県のアーツ前橋で開催される。本展で発表される新作で山本は、市民とかかわりながら作品制作を行い、SF映画のような世界観のなかで教育と未来の関係性を示していく。会期は7月19日~9月16日。

東京都写真美術館で展覧会「しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像 1970年代から現在へ」が開催される。本展ではポーランドにおける1970年代以降の美術を、女性作家と映像表現のあり方にフォーカスして紹介。会期は8月14日〜10月14日。

東京都美術館で「ボストン美術館展 芸術×力」の開催が決定。本展にはボストン美術館のコレクションから、エジプト、ヨーロッパ、中国、日本など様々な地域で生み出された作品約60点が集結する。会期は2020年4月16日〜7月5日。

群馬県・伊香保にあるハラ ミュージアム アーク。磯崎新が設計し、3つの展示室と特別展示室「觀海庵(かんかいあん)」を有する同館で、通常は公開しない作品収蔵庫を来館者に向けて案内する取り組みが行われている。