【武蔵野美術大学×高校生①】世界で活躍するアーティストと対話! 諏訪敦の特別授業レポート

美術・デザインに興味を持つ高校生に、美大とアートシーンやデザインの現場について様々な角度から知ってもらうため、武蔵野美術大学と『美術手帖』の共同企画が始動。第1弾として造形学部油絵学科教授でアーティストとして活躍する諏訪敦が、美術系大学進学者も多い都立大泉桜高等学校を訪問し、生徒との対談と講評会を行った。

INSIGHT / PROMOTION

「チームラボ かみさまがすまう森」が御船山楽園で開催中。今年は終日オープン、昼夜を問わず楽しめる新作も

チームラボによる展覧会「チームラボ かみさまがすまう森」が、今年も佐賀・御船山楽園で開催中だ。5回目となる今年はさらにスケールアップし、夜だけでなく昼もオープン。遺跡と廃墟が点在する同地で、新作を含む22の作品群を見ることができる。会期は11月4日まで。

NEWS / EXHIBITION

デジタルネイティブ世代の画家が取り組む絵画表現。名もなき実昌と浦川大志が2人展を開催

ともにアニメやゲーム、インターネット上で取得した情報など、デジタルデバイスを介して経験する身体感覚をもとに絵画を手がける、名もなき実昌と浦川大志による2人展「#終わらにゃい?#もう終わんにゃい!」が、東京・恵比寿のNADiff Galleryで開催される。会期は7月14日〜8月12日。

NEWS / EXHIBITION

ピカソとの日々の回想録から前衛芸術家集団「スペース・プラン」まで。8月号新着ブックリスト(2)

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。ピカソと生活をともにしたフランソワーズ・ジローの回想録や、鳥取に存在した前衛芸術家集団「スペース・プラン」の記録集など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

INSIGHT

第16回

【シリーズ:BOOK】あなたは三上晴子というアーティストを知っているか。『SEIKO MIKAMI ─ 三上晴子 記録と記憶』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2019年8月号の「BOOK」2冊目は2015年に逝去したアーティスト・三上晴子の作品と論考、同時代を伴走した主要な人物による回想、関連資料などを網羅した『SEIKO MIKAMI ─ 三上晴子 記録と記憶』を取り上げる。

SERIES / BOOK

第8回

プレイバック!美術手帖 2005年2月号/2011年10月号 特集「アーティストになる基礎知識」

『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は2005年2月号と2011年10月号の特集「アーティストになる基礎知識」を紹介。

サカナクションやあいみょんの映像を手がける山田智和の初個展。「都市の記憶」が伊勢丹新宿店メンズ館で開催へ

水曜日のカンパネラ、あいみょん、米津玄師らのミュージックビデオを手がける映像監督、映像作家の山田智和。その初個展「都市の記憶」が 伊勢丹新宿店メンズ館 ギャラリースペース 「ART UP/アートアップ」 にて開催される。会期は7月31日~8月20日。

NEWS / EXHIBITION

第15回

【シリーズ:BOOK】ロザリンド・E・クラウスの著書、待望の日本語全訳。『視覚的無意識』

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2019年8月号の「BOOK」1冊目は「レディメイド」「肉体的なもの」「不定形」といったキーワードを、フロイト、ラカン、バタイユらの理論を用いながら開示する、ロザリンド・E・クラウスの著書『視覚的無意識』を取り上げる。

SERIES / BOOK

7年間にわたって全国を巡回した「篠山紀信展 写真力」の最終回。日本初の100万人を動員する写真展となるか?

半世紀にわたって写真界の第一線を走り続ける篠山紀信。2012年より熊本市現代美術館を皮切りに始まった「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」は全国32会場を巡回し、現時点で約99万人の動員を記録している。7年にわたって篠山とともに新陳代謝を繰り返してきた本展の最終回が、東京ドームシティー内のGallery AaMoで開催される。会期は9月5日~10月27日。

NEWS / EXHIBITION

時代を超えた魅力の秘密を紐解く。「みんなのミュシャ」展がBunkamuraザ・ミュージアムで開幕

華麗な曲線を使用した繊細な作風で、世界中で高い人気を誇っている画家、アルフォンス・ミュシャ。その着想の源や後世のアーティストに与えた影響に着目した展覧会「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ ―― 線の魔術」が、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開幕した。本展の見どころを、レポートで紹介する。

NEWS / REPORT

こうして「かわいい」はつくられた。原田治の回顧展が世田谷文学館で開幕

シンプルな描線と爽やかな色彩が特色のキャラクターを描き、その後の日本の「かわいい」文化に多大な影響を与えた原田治。広告、出版、各種グッズなど、原田の多岐にわたる作品を紹介する、没後初となる展覧会「原田治 展 『かわいい』の発見」が世田谷文学館でスタートした。

NEWS / REPORT

第6回

まずは知っておきたい「芸術実践とジェンダーの平等」について。社会学者・山田創平 シリーズ:ジェンダーフリーは可能か?(5)

世界経済フォーラム(WEF)による2018年度版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は「調査対象の149ヶ国中110位」という低順位であることが明らかになったが、日本の美術界の現状はどうか。美術手帖では、全11回のシリーズ「ジェンダーフリーは可能か?」として、日本の美術界でのジェンダーバランスのデータ、歴史を整理。そして、美術関係者のインタビューや論考を通して、これからあるべき「ジェンダーフリー(固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること)」のための展望を示していく。第5回では芸術、地域、マイノリティといったテーマを研究してきた社会学者・山田創平があるべき「芸術実践とジェンダーの平等」を示す。