
チームラボによる「明治座」の新しい緞帳が4月11日から公開。1年を通して変化する緞帳の全貌とは?
東京・日本橋の劇場「明治座」の創業145周年を記念し、チームラボによって制作された新しい緞帳の全貌が明らかになった。デジタルで日々移り変わる新緞帳《四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳》は、4月11日より常設・一般公開される。

東京・日本橋の劇場「明治座」の創業145周年を記念し、チームラボによって制作された新しい緞帳の全貌が明らかになった。デジタルで日々移り変わる新緞帳《四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳》は、4月11日より常設・一般公開される。

前回の2016年には年間約104万人が訪れた、3年に1度・日本最大規模の国際芸術祭「瀬戸内国際芸術祭」。3月5日に行われた会見のなかで、2019年の参加作家と作品、プロジェクトの全貌が発表された。

国立西洋美術館と凸版印刷が、同館が所蔵するクロード・モネ作《睡蓮、柳の反映》の欠損部分を推定し、デジタルで復元するプロジェクトに着手した。その成果は、「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」(6月11日~9月23日)で見ることができる。

ucnv、小林椋、時里充、本山ゆかりによる展覧会「フィジーク トス」が、アキバタマビ21(アーツ千代田 3331内)で開催される。会期は3月6日〜31日。

ビビッドな色彩の日用品を用いて部屋のようなインスタレーションを展開してきた玉山拓郎と、日常で目にする物体にアプローチを加え、鑑賞者の認識を反転させる作品を制作してきた松延総司による展覧会「FLASH MATTER」が、京都・Gallery PARCで開催中。会期は3月17日まで。

オークションハウスのサザビーズが、2018年の決算を発表。総売上が64億ドル(約7164億円)に達したことを発表した。

アートフェア東京を主催する一般社団法人アート東京が、約2万人を対象とした「日本のアート産業に関する市場調査 2018」を実施。日本全体のアート産業市場規模は推計3434億円に上ると発表した。

「縮小/拡大する美術:センス・オブ・スケール展」が、横須賀美術館で開催される。本展では、スケールが変わることで馴染みの風景や事物が大きく印象を変えていく様子を、斬新な作品群を通じて体験することができる。会期は4月13日〜6月23日。

国際的に活躍する映像作家、荒木悠の新作個展「荒木悠展:LE SOUVENIRS DU JAPON ニッポンノミヤゲ」が、東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催される。会期は4月3日~6月23日。

美術手帖では批評家や学芸員などよる展覧会レビューを毎月掲載している。そのなかから、2月に公開された6本をピックアップしてお届け。各レビューの詳細はリンクから全文をチェックしてほしい。

東京国立博物館で、平成最後を飾る特別展 御即位30年記念「両陛下と文化交流 ―日本美を伝える―」が開幕した。本展では、日本初公開の着物などを含む、皇室ゆかりの名品が並ぶ。

ニューヨークの非営利団体「10x10 Photobooks」が、女性写真家による写真集10冊を紹介するアートブック『How We See: Photobooks by Women』を発売。それを記念し、東京・原宿のVACANTでトークイベントが行われる。開催日は3月15日。

『サイボーグ009』や『仮面ライダー』などのヒット作で知られるマンガ家、石ノ森章太郎の展覧会「萬画家・石ノ森章太郎展 ボクは、ダ・ビンチになりたかった」が、東京・世田谷文学館で開催される。本展は、その多様な作品だけでなく、教育や社会に関わりながら「萬画」家として活動した石ノ森の仕事を振り返る内容。会期は4月20日〜6月30日。

稲川豊、小野環、三上清仁ら3名のアーティストと、エディターの兼元ひとみ(Studio Niji)が共同ディレクターを務めるアート・プロジェクトの第4弾「ONLY CONNECT OSAKA」が、CCO クリエイティブセンター大阪で開催されている。会期は3月17日まで。

『スイミー』や『フレデリック』などの絵本で知られるレオ・レオーニ。その絵本作家としての活動のほか、アート・ディレクターの仕事から絵画、彫刻作品までを幅広く紹介する展覧会「みんなのレオ・レオーニ」展が、ひろしま美術館に巡回する。会期は4月20日〜6月2日。

3月3日までに終了する展覧会と今週始まった展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。

ミケランジェロ、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチなどのルネサンス期の巨匠によって描かれたヌード絵画やドローイングを特集する展覧会「The Renaissance Nude」が、3月3日にロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツでスタートする。

韓国現代美術を代表する作家・河鍾賢(ハ・ジョンヒョン)の個展が、東京・原宿のBLUM & POEで開催される。河は、絵具の持つ物質性やキャンバスの可能性を追求し、「もの派」の影響を受けた韓国の「単色画」の旗手としても知られている。本展では、鮮やかな色彩を用いた新作・近作から構成されるシリーズを発表。会期は3月23日〜5月18日。

大竹伸朗の個展「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」が熊本市現代美術館で開催される。本展は、大竹が約40年間にわたって制作し続けてきた「ビル景」シリーズに焦点を当てて展開される。会期は4月13日〜6月16日。

1978年にサックス奏者として登場し、俳優として様々な映画に出演。その後闘病を経て、現在は画家として制作を続けるジョン・ルーリーの個展「Walk this way」が、東京・外苑前のワタリウム美術館で開催される。会期は4月5日〜7月7日。