
放送作家・倉本美津留はアートをどう見る? 『パロディスム宣言』が発売
『シャキーン!』『ダウンタウンDX』『M-1グランプリ』などの人気番組を手がけてきた放送作家・倉本美津留による、美術史上の「パロディ」に目を向けた新刊『パロディスム宣言』が、美術出版社より刊行された。

『シャキーン!』『ダウンタウンDX』『M-1グランプリ』などの人気番組を手がけてきた放送作家・倉本美津留による、美術史上の「パロディ」に目を向けた新刊『パロディスム宣言』が、美術出版社より刊行された。

皇室が守り伝えてきた正倉院宝物と、法隆寺献納宝物の代表作を中心とした約110件の宝物を紹介する御即位記念特別展「正倉院の世界ー皇室がまもり伝えた美ー」が、東京国立博物館で開催される。会期は10月14日〜11月24日。

イギリスにあるコートールド美術館は、印象派・ポスト印象派の殿堂として世界的に知られる美術館だ。この美術館が所蔵する名品の数々を紹介する大規模展覧会「コートールド美術館展 魅惑の印象派」が9月10日より東京都美術館で開催。その詳細が発表された。

5月19日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。

絵本に関する最新情報を発信してきた月刊雑誌『MOE』。その創刊40周年を記念し、5人の人気絵本作家による原画を紹介する展覧会「MOE 40th Anniversary 人気絵本のひみつ展」が、新潟県立万代島美術館で開催される。会期は7月13日〜9月23日。

日本を代表する染色家・柚木沙弥郎の個展「柚木沙弥郎の『鳥獣戯画』」が、神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。本展では同館のコレクションを中心に、新作や絵本原画を通して作家の「今」を紹介する。会期は7月13日〜9月8日。

伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース・ART UPで、植物をモチーフとした3組のアーティストによる作品を紹介する展覧会「THE BOTANIC GARDENS」が開催中だ。会期は6月4日まで。

フランシス・ベーコンによる「叫ぶ教皇」シリーズ作品のひとつである《叫ぶ教皇の頭部のための習作》が、5月14日に行われたサザビーズ・ニューヨークの現代美術イヴニング・セールに登場し、5038万ドル(約55億円)という高額で落札された。

安藤忠雄による建築と、西日本最大級の大きさで知られる兵庫県立美術館。同館に、安藤の設計による第2展示棟(Ando Gallery)がオープンする。一般公開は5月23日から。

パリのルーヴル美術館のピラミッドや滋賀県のMIHO MUSEUMなどの設計に携わり、世界的に高い評価を受けてきた中国系アメリカ人の建築家、イオ・ミン・ペイが、102歳で逝去した。

5月15日にクリスティーズ・ニューヨークで開催された戦後・現代美術セールで、ジェフ・クーンズの《ラビット》が9107万5000ドル(約100億円)で落札。昨年デイヴィッド・ホックニーが記録した、現存アーティストのオークションにおける過去最高額を更新した。

東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が2018年に創設した現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award」(TCAA)の第1回受賞者が風間サチコと下道基行に決定。 授賞式と受賞記念シンポジウムが4月21日、東京都現代美術館で行われた。このアワードの特徴や選考のポイント、そして「中堅アーティスト」を取り巻く情報まで、幅広い議論が展開された本イベントの様子をレポートでお届けする。

アニッシュ・カプーアによる中国初の大規模個展が、今秋、北京・紫禁城午門の外側にある太廟(タイビョウ)美術館と、プリツカー賞の受賞建築家・磯崎新が設計した中央美術学院美術館の2ヶ所で同時に開催される。紫禁城で外国人アーティストの展覧会が行われるのは、初めてだという。

街中の様々な場面にパフォーミングアートを持ち込み、舞台と日常生活空間が入り交ざった異空間を現出させる。ダンサーとミュージシャンの即興ライヴによってそれらを試み、コンテンポラリーダンスシーンに刺激を与え続けているイベント「LAND FES(ランドフェス)」の最新公演が5月18日に東京都江東区の深川エリアで行われる。

中国のノーベル平和賞受賞者・劉暁波(リウ・シャオボー)の妻である劉霞(リウ・シア)と、台湾「白色テロ時代」の被迫害者の娘である蔡海如(ツァイ・ハイルー)による二人展「呼吸鞦韆(呼息のブランコ)」が、台北當代藝術館で開催されている。政治的な被迫害者の家族にフォーカスした本展の見どころを、レポートで紹介する。

日本を代表する現代美術ギャラリーのひとつ、TARO NASUが移転。新たなスペースは六本木のピラミデビル4階となる。

京都国立近代美術館と京都服飾文化研究財団(KCI)は、「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展を開催する。本展は、ファッ ションやアートのほか映画、マンガやアニメなどに描かれたファッションも視野に入れながら、現代における新たな「ドレス・コード」と、装いの実践(ゲーム)を見つめ直すものになるという。会期は8月9日〜10月14日。

KAWSとユニクロUT、そしてセサミストリートの3者によるコラボレーションの第3弾が発売されることが、KAWSのInstagramを通じて明らかにされた。

リレーショナル・アートを代表するひとりとして知られるリー・ミンウェイの個展「The Tourist」が、六本木のペロタン東京で開催される。会期は5月15日〜6月26日。

美術館で展覧会の企画や研究を担う学芸員。その個人名をめぐり、SNSで議論が巻き起こっている。学芸員の個人名を積極的に出したがらない日本の風潮はどこから来るのか? 学芸員は現状に対してどのような思いを抱いているのか?