フランシス・ベーコン《叫ぶ教皇の頭部のための習作》が約55億円で落札。サザビーズのイヴニング・セールを牽引

フランシス・ベーコンによる「叫ぶ教皇」シリーズ作品のひとつである《叫ぶ教皇の頭部のための習作》が、5月14日に行われたサザビーズ・ニューヨークの現代美術イヴニング・セールに登場し、5038万ドル(約55億円)という高額で落札された。

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中堅作家を次なるステージへ。Tokyo Contemporary Art Awardの長期的支援とは?

東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が2018年に創設した現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award」(TCAA)の第1回受賞者が風間サチコと下道基行に決定。 授賞式と受賞記念シンポジウムが4月21日、東京都現代美術館で行われた。このアワードの特徴や選考のポイント、そして「中堅アーティスト」を取り巻く情報まで、幅広い議論が展開された本イベントの様子をレポートでお届けする。

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北京・紫禁城で初の西洋アーティスト個展。アニッシュ・カプーアが中国で大規模個展を開催

アニッシュ・カプーアによる中国初の大規模個展が、今秋、北京・紫禁城午門の外側にある太廟(タイビョウ)美術館と、プリツカー賞の受賞建築家・磯崎新が設計した中央美術学院美術館の2ヶ所で同時に開催される。紫禁城で外国人アーティストの展覧会が行われるのは、初めてだという。

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街中で体験する、ダンスと音楽の交感。パフォーマンスで日常風景を異空間に変える「LAND FES」が深川で開催

街中の様々な場面にパフォーミングアートを持ち込み、舞台と日常生活空間が入り交ざった異空間を現出させる。ダンサーとミュージシャンの即興ライヴによってそれらを試み、コンテンポラリーダンスシーンに刺激を与え続けているイベント「LAND FES(ランドフェス)」の最新公演が5月18日に東京都江東区の深川エリアで行われる。

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政治的被迫害者の姿を追う。台北當代藝術館の「呼吸鞦韆(呼息のブランコ)」展をレポート

中国のノーベル平和賞受賞者・劉暁波(リウ・シャオボー)の妻である劉霞(リウ・シア)と、台湾「白色テロ時代」の被迫害者の娘である蔡海如(ツァイ・ハイルー)による二人展「呼吸鞦韆(呼息のブランコ)」が、台北當代藝術館で開催されている。政治的な被迫害者の家族にフォーカスした本展の見どころを、レポートで紹介する。

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現代のファッションを見つめ直す。「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展に注目

京都国立近代美術館と京都服飾文化研究財団(KCI)は、「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展を開催する。本展は、ファッ ションやアートのほか映画、マンガやアニメなどに描かれたファッションも視野に入れながら、現代における新たな「ドレス・コード」と、装いの実践(ゲーム)を見つめ直すものになるという。会期は8月9日〜10月14日。

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