こけら落としは「石川コレクション展」。ニコラ・ブリオー率いる現代美術の新エコシステム「MO.CO.」とは何か?

この夏、南フランスのモンペリエで、美術理論家のニコラ・ブリオー率いる文化政策「Montpellier Contemporain」(モンペリエ・コンタンポラン、通称「MO.CO.」)が本格始動した。世界の現代美術コレクションと協同する展覧会スペースも有するこの政策が目指す、新たな「アートのエコシステム」とは何か? こけら落とし展となった「石川コレクション展」の様子とともにレポートする。

NEWS / REPORT

ここで描く、ここで生きる。没後50年を記念した回顧展「神田日勝 大地への筆触」が東京ステーションギャラリーほかで開催へ

現在放送中のNHK連続テレビ小説『なつぞら』の舞台となった北海道・十勝で、大地と格闘しながら作品を生み出し続けた画家・神田日勝。その回顧展「神田日勝 大地への筆触」が、東京ステーションギャラリーを皮切りに神田日勝記念美術館、北海道立近代美術館で開催される。東京展の会期は2020年4月18日〜6月28日。

NEWS / EXHIBITION

SNS時代の美術館マーケティングはどうあるべきか? 森美術館広報・洞田貫晋一朗に聞く

2019年6月、興味深い書籍が刊行された。『シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略』(翔泳社)は、SNS全盛の現代における美術館のデジタルマーケティング戦略を説くものだ。同書を執筆した森美術館広報・プロモーション担当の洞田貫晋一朗に、本書執筆の背景や、これからの美術館SNS戦略のあるべき姿について話を聞いた。

INSIGHT

ゴッホが見ていた景色とは何か? ジュリアン・シュナーベル監督作品、映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』が11月公開

画家であり、映画『潜水服は蝶の夢を見る』で知られるジュリアン・シュナーベルがメガホンをとる映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』が11月8日より全国ロードショーされる。ウィレム・デフォーがゴッホを演じる本作の見どころとは?

NEWS / HEADLINE

日本初の大規模個展。カミーユ・アンロ「蛇を踏む」が東京オペラシティ アートギャラリーで10月開催

フランスを代表する現代アーティストであり、2013年の第55回ヴェネチア・ビエンナーレで銀獅子賞を受賞したカミーユ・アンロ。その待望の日本初の大規模個展「蛇を踏む」が、初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は10月16日〜12月15日。

NEWS / EXHIBITION

隈研吾、山口一郎、森永邦彦が異色のコラボ。LIXILギャラリーでの展覧会で意味や理屈を超えた体験を生み出す

東京・京橋のLIXILギャラリーが実施している、3ヶ月ごとに独自のテーマで現在進行形の考えを具現化する「クリエイションの未来展」シリーズ。第19回目となる今回は、隈研吾、山口一郎(NF/サカナクション)、森永邦彦(ANREALAGE)の初コラボレーションによって、意味や解釈、理屈を超えた体験を生み出すことを試みる。会期は7月20日~9月24日。

NEWS / EXHIBITION

サイモン・フジワラの新作個展がTARO NASUで開催中。「The Antoinette Effect」という展覧会タイトルが指すものとは

日本人の父とイギリス人の母を持つ自身の出自や家族の歴史を出発点に、綿密なリサーチにもとづき、事実とフィクションを融合させた作品で知られるサイモン・フジワラ。今回、フジワラの新作個展「The Antoinette Effect」が、東京・六本木のTARO NASUで開催されている。会期は8月10日まで。

NEWS / EXHIBITION