梅田哲也が美術館初個展「うたの起源」を開催。福岡市美術館の空間を活かした新作インスタレーションに注目
2000年代前半から音楽、美術、舞台芸術の分野を横断した活動を行ってきた梅田哲也。その美術館初個展「梅田哲也 うたの起源」が、福岡市美術館で開催される。会期は11月2日〜2020年1月13日。
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梅田哲也は1980年生まれ。2000年代前半から音楽、美術、舞台芸術の分野を横断し、インスタレーションの制作やライブパフォーマンスを国内外で多数行ってきた。その場にある設備や素材を用いて周囲の環境に介入し、人の知覚に訴える作品は、国際的に高い評価を受けている。
近年の参加展覧会に「札幌国際芸術祭2017」「Reborn-Art Festival 2019」、主な個展に「See, Look at Observed what Watching is」(ポートランド現代美術協会、2016)、「O才」(山王・飛田、2014)などがある。
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そんな梅田の美術館では初となる個展「梅田哲也 うたの起源」が、福岡市美術館で開催される。会期は11月2日~2020年1月13日。
九州にゆかりのある梅田は、各地でたびたびパフォーマンスなどを実施してきた。2016年には、同館のリニューアル工事に伴う休館前に開催されたグループ展「歴史する!Doing History!」に参加。更新前の古い設備に介入し、音と光と動きを取り入れながら、その場に複数の時間が流れるようなインスタレーションを発表した。
本展で梅田は、既存の建築意匠を残し新旧の要素が混在する美術館空間で、新作のインスタレーションを展開。会期中にはゲストパフォーマーを迎えたツアー形式のパフォーマンスを行うほか、活動をまとめたカタログの刊行も予定されている。
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