光や映像を用いたインスタレーション、プロジェクション、パフォーマンス、ワークショップなど幅広い活動で知られるアーティスト・髙橋匡太。その個展が、YCC ヨコハマ創造都市センターで開催される。会期は11月22日~2020年1月12日。
髙橋は1970年京都生まれ。ダイナミックで造形的な映像と光を特徴とし、東京駅での100周年記念ライトアップをはじめ、京都・二条城、十和田市現代美術館など、様々な大規模建築物のライティングプロジェクトを手がけけてきた。
本展「YCC Temporary 髙橋匡太」は、アートプログラム「YCC Temporary」の第7弾として開催されるもの。
髙橋は今回、横浜在住・横浜出身など横浜にゆかりのある約300人から収集した子供の0歳の写真や誕生日の映像を作品の構成要素として使用。光や音などを用いた新たなインスタレーション作品として展示する。時間や場所を超えた、かけがえのない個人の想い出を相対化し、映し出される人々の営みを眺める場を創出する試みだ。
なお7回にわたって開催されてきた「YCC Temporary」は、2020年3月末でのYCC ヨコハマ創造都市センター運営終了に伴い、今回が最終回となる。