マリー・アントワネットの全貌に迫る。「イメージのメタモルフォーゼ」展が元牢獄のパリ・コンシェルジュリーで開催へ

「軽率、浪費家」とも言われ、革命の犠牲者でもあったフランスの王妃、マリー・アントワネット。その人生の全貌に迫る展覧会「マリー・アントワネット、イメージのメタモルフォーゼ」が、10月16日よりパリのコンシェルジュリーで行われる。

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第7回

彫刻とジェンダー、美大の状況。 アーティスト・笠原恵実子インタビュー シリーズ:ジェンダーフリーは可能か?(6)

世界経済フォーラム(WEF)による2018年度版「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は「調査対象の149ヶ国中110位」という低順位であることが明らかになったが、日本の美術界の現状はどうか。美術手帖では、全11回のシリーズ「ジェンダーフリーは可能か?」として、日本の美術界でのジェンダーバランスのデータ、歴史を整理。そして、美術関係者のインタビューや論考を通して、これからあるべき「ジェンダーフリー(固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活できること)」のための展望を示していく。第6回では、西洋を起源とする制度や二元的思想への疑問を発端に作品制作を続けてきたアーティスト・笠原恵実子に話を聞いた。

「文化財よ、永遠に」。修復作品を一挙公開する展覧会が東京国立博物館、泉屋博古館分館など4館で同時期開催へ

国宝5件、重要文化財22件のほか全国各地で守り伝えられてきた名品を一挙公開する展覧会「文化財よ、永遠に」が京都・泉屋博古館(9月6日〜10月14日)、東京・泉屋博古館分館(9月10日〜10月27日)、福岡・九州国立博物館(9月10日〜11月4日)、そして東京国立博物館(10月1日〜12月1日)で同時期開催される。

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視覚の有無を超えてダンスの多様な見方を共有しよう。音声ガイドを起点にたどりついた「音で観るダンス」の最終公演

音声ガイドの仕組みを用いてダンスを観ることを試みる「音で観るダンス」プロジェクト。同プロジェクトは、視覚の有無を超えて、ダンスと言葉のより良い関係を探るべく、2年にわたってワークショップや研究会を重ねてきた。今回、同プロジェクトの3年間の活動を総括する最終公演が、8月31日にKAAT 神奈川芸術劇場で行われる。

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青柳龍太が編み出す「ひとつの景色」。ギャラリー小柳での初個展「sign」をチェック

独自の感覚で選び取った多種多様なモノを、空間に精緻に配置するインスタレーション作品を手がける青柳龍太。今回開催されるギャラリー小柳での初個展「sign」では、ファウンド・オブジェクトにより構成された新作インスタレーションを見ることができる。会期は8月3日〜 9月27日。

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映画の言葉が紡ぎ出す叙情詩。大岩雄典評「平川祐樹 Rêve d’artiste La Magie à travers les âges」展

失われたフィルム映画のタイトルをモチーフとしたシリーズを手がける平川祐樹。本展ではフランス映画を対象としたシリーズ第5作目を発表。真っ黒なスクリーンに次々と現れるのは64本の映画の原題であり、展示室にはそれを読み上げる声だけが響く。この作品に潜む言葉の虚構性の問題を中心に、アーティストの大岩雄典が考察する。

REVIEW

ジェームス・ジャービスが個展「Throw-ups」で新作を発表。スプレーペインティングやレリーフ、ブロンズの彫刻も

NIKEやユニクロ、IKEAなど数多くのグローバルブランドとのコラボレーションを行い、イラストレーターやキャラクターデザイナーとして広く知られるジェームス・ジャービス。現在、渋谷のNANZUKAで開催中の個展「Throw-ups」では、様々なメディアを用いた新作を披露している。会期は8月24日まで。

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20世紀デザインを牽引したシャルロット・ペリアンの活動から見えるもの。パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで回顧展が開催へ

家具から大規模な建築まで、多彩な作品で20世紀デザインを牽引した女性建築家でありデザイナーのシャルロット・ペリアン。その没後20周年を記念し、フランス・パリのフォンダシオン ルイ•ヴィトンで回顧展が開催される。会期は10月2日〜2020年2月24日。

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磯村暖、NAZEなど20名以上のアーティストが陶芸に挑戦。「ceramic scramble」がゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエで開催

東京・五反田のゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエで、「ceramic scramble」展が開催。20名以上のアーティストが陶芸に挑戦する本展は、カオス*ラウンジ主宰の藤城嘘と若手陶芸家・宮下サトシの共同企画によるもの。会期は7月25日〜8月7日。

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この夏、訪れたい美術館。キスリング展を開催中の岡崎市美術博物館を紹介

20世紀前半、パリに集まった芸術家たちのなかでも、ひときわ自身の作風を極め、成功を収めた画家・キスリング。日本では12年ぶりとなる回顧展「キスリングーエコール・ド・パリの煌き」が、徳川家康生誕の地・愛知県岡崎市の岡崎市美術博物館に巡回中だ。会期は7月27日〜9月16日。

INSIGHT / PROMOTION

水の上を歩こう。アートフェスティバル「えひめさんさん物語」に木村崇人、谷川俊太郎らが参加

今年5月より開催されている、愛媛県東部に位置する新居浜市、西条市、四国中央市を舞台としたアートフェスティバル「えひめさんさん物語」。5月、7月、8月、9月、10月、11月を6つの物語に見立てる同フェスティバルの「第3話」として「水の都の夏まつり」が8月3日よりスタートする。

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戦後日本における美術館の胎動期にフォーカス。大原美術館でのシンポジウムをチェック

作品・作家・美術館に焦点を当て、芸術文化に関する第一線の知を紹介する美術講座を実施してきた岡山県倉敷市の大原美術館。第45回目を迎える今回は「今もまた歴史の中にー1951年からの美術館づくり」と題して、戦後日本における美術館の胎動期をたどりながら、これからの美術館について洞察を深めていく。

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