ペインティングを存在させるためのたったひとつの方法。Shohei Takasakiインタビュー

OIL by 美術手帖ギャラリーで個展「sun, snake, nipples」を開催中のShohei Takasakiは、日本で活動後、2013年からポートランドに渡り、以降世界各地で作品を発表。躍動的な色彩と力強いタッチによるペインティングが印象的なアーティストだ。本展のタイトルにもある「nipples(乳首)」をテーマにしたきっかけや、アーティストとしてのコロナ禍への応答について、Takasakiと本展キュレーターのEri Takaneに、「美術手帖」総編集長の岩渕貞哉が話を聞いた。

INTERVIEW

いま問われる、写真とジェンダーの関係性。ダニエル・アビー評「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」

埼玉県立近代美術館で、現代日本のアーティストによる新たな写真・映像表現に焦点を当てた「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」展が開催中だ。「物質性」というテーマと背後にあるジェンダー意識について、写真研究者のダニエル・アビーが論じる。

REVIEW

「風景は垂直にやってくる」。2019年に逝去した田中信太郎の回顧展が市原湖畔美術館で開催中

ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズへの参加や数々のコミッションワークで知られ、2019年8月に逝去したアーティスト・田中信太郎。その活動を振り返る展覧会「風景は垂直にやってくる」が、千葉の市原湖畔美術館で開催されている。会期は10月18日まで。

NEWS / EXHIBITION

ロイス・ワインバーガーの遺作を展示。人間と環境のつながりを考える「道草展」が水戸芸術館で開催

「道草展:未知とともに歩む」が、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。本展では今年4月に逝去したロイス・ワインバーガーをはじめ、国内外で活動する6組のアーティストの作品を通して、人間と環境のつながりを考える。会期は8月29日~11月8日。

NEWS / EXHIBITION

YCAMが最先端のサウンド・アートをお届け。伝統とテクノロジーの間に生まれる新たな可能性とは?

山口情報芸術センター[YCAM]による、国内外の最先端のサウンド・アートや音楽表現を紹介するライブコンサートシリーズ「sound tectonics(サウンド・テクトニクス)」。その第24弾となる「MYSTIC RHYTHM」では、Senyawa(スニャワ)と西原鶴真の2組によるパフォーマンスを披露する。

NEWS / EXHIBITION

つくり、残ったものはどこへ行く? 福永信評「青木陵子+伊藤存 変化する自由分子のWORKSHOP」展

個別にアーティストとして活動しながら、共同制作を行ってきた青木陵子+伊藤存。この二人による展覧会「変化する自由分子のWORKSHOP」が、東京・神宮前のワタリウム美術館で開催された。2017年と2019年に参加したリボーン・アートフェスティバルでの滞在制作を経た二人が展開する「ワークショップ」を、小説家の福永信がレビューする。

REVIEW