東京・銀座のガーディアン・ガーデンが主催する、若手クリエイターの個展開催の権利をかけた公募展、第23回「1_WALL」の作品募集が12月より開始される。
「1_WALL」は、新しい表現を追求し続けている若い才能を発掘することを目的としたコンペティションで、これまでに横田大輔、寺本愛、関川航平、佐藤麻優子らがグランプリを受賞してきた。グランプリ受賞者には、約1年後のガーディアン・ガーデンでの個展開催の権利と、その制作費として30万円が贈られる。
今回から、作品応募はオンラインのみでの受け付けとなり、審査員と応募者が1対1で対話するポートフォリオレビューの二次審査もビデオ会議ツールを使用して実施される。ウェブサイトからのオンライン提出となっているため、様々なメディアの作品が応募可能となる。
最終審査は一般公開形式となり、「1_WALL」展の会期中、展示作品と個展プランについて公開プレゼンテーションが行われる。その後、ポートフォリオ、展示作品、プレゼンテーションの3要素をもとに審査を行い、審査員の議論を経てグランプリ1名が決定する流れだ。
今回のグラフィック部門の審査員は、アートディレクター/グラフィックデザイナーの上西祐理、ウェブデザイナーの田中良治、イラストレーターの長崎訓子、グラフィックデザイナーの服部一成、編集者の室賀清徳の5名。
写真部門の審査員は、キュレーター/映像作家の小原真史、PGIギャラリーディレクターの高橋朗、グラフィックデザイナー/美術家の田中義久、写真家の津田直と野口里佳の5名が務める。
エントリー受付期間は、グラフィック部門が12月7日~12月11日、写真部門は2021年1月25日~1月29日。
5年後、10年後を見てみたくなるような、 多くの可能性を持つクリエイターの作品を求める「1_WALL」。この機会にぜひオンラインエントリーをしてみてはいかがだろうか。