展示物を転用してリターンへ。第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館の出展者がクラウドファンディングをスタート

第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館のキュレーター・門脇耕三や参加建築家たちが、新たな関連プロジェクトとその活動予算を確保するためのクラウドファンディングを立ち上げた。展示物としてのマテリアルをアップサイクルし、クラウドファンディングを支援した人々にリターンとして返す。

NEWS / HEADLINE

第10回

日本の文化政策に最適なモデルとは? 世界の現状から考える

新型コロナウイルスの感染拡大によって、アート界は大きな打撃を受けている。文化庁や各自治体は様々な文化支援策を打ち出しているが、その規模ははたして適切と言えるのだろうか? 「パーセント・フォー・アート」をはじめとする世界各国の文化政策を紐解き、現状を照らし出す。

天皇制の歴史的考察と表現の自由をめぐって。清水穣評 「天覧美術 御所編」展

京都・KUNST ARZTで、同ギャラリー代表でアーティストの岡本光博が企画する「天覧美術 御所編」展が開催。岡本のほか、木村了子、小泉明郎、鴫剛、藤井健仁が参加した。天皇制をめぐるタブーを中心に、政治や表現の自由などのテーマを扱った作品で構成された本展を、清水穣がレビューする。

REVIEW

ヨーロッパ最大級の着物展「Kimono:Kyoto to Catwalk」がV&A博物館で再開へ。ギャラリー・ツアーもオンラインで公開中

2月末に開幕し、新型コロナウイルスの影響でわずか2週間後に中断されたヨーロッパ最大級の着物展「Kimono:Kyoto to Catwalk」が、8月27日よりロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で再開する。担当学芸員によるギャラリー・ツアーの動画シリーズもオンラインで公開されている。

NEWS / EXHIBITION

アート・バーゼルが今秋、ふたつのオンライン・ビューイング・ルームを開設。小規模で新機能も導入

世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル」が、9月と10月に新しいオンライン・ビューイング・ルームを開設することを発表した。9月23日〜26日に開催される「OVR:2020」では2020年に制作された作品、10月28日〜31日の「OVR:20c」では20世紀の作品を展示する予定だ。

NEWS / MARKET

東京都の「アートにエールを!東京プロジェクト」の個人型企画がウェブサイトで公開中。ステージ型の採択企画300件も決定

新型コロナウイルスにより活動を自粛せざるを得ないプロのアーティスト、クリエイター、スタッフ等を対象とした、東京都独自の芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」。「個人型」の採用企画とのウェブサイトでの動画配信と、「ステージ型」の採択企画の決定が行われた。

NEWS / HEADLINE