
5時間かけて“歩く”芸術祭。「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」が奈良で開催へ
今年10月、奈良県の吉野町、天川村、曽爾村の3ヶ所を舞台とする新たな芸術祭「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」が開催される。

今年10月、奈良県の吉野町、天川村、曽爾村の3ヶ所を舞台とする新たな芸術祭「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」が開催される。

雨宮庸介の個展「空間には1点の果物彫刻と息ぎれ、のこりはすべてバックヤード」が、東京・西麻布のSNOW Contemporaryで開催される。会期は9月11日〜10月10日。

自ら作品をオークションに出品し、その収益をベツレヘムの病院に寄付したバンクシー。その支援に感謝するため、パレスチナ・ベツレヘムの中心部にポップアップ展覧会「Thank You BANKSY」が行われた。

新型コロナウイルスの影響で2021年に延期となっている東京オリンピック・パラリンピック2020。そのアートポスターの公式ライセンス商品「東京2020公式アートポスターコレクション」を、東京2020組織委員会が発売した。

メトロポリタン美術館のファサードにオノ・ヨーコの新作《DREAM TOGETHER》(2020)が登場。新型コロナウイルス危機に応答して制作された本作は、約2.88×3.12メートルにおよぶふたつの白い幕に「DREAM」と「TOGETHER」という黒い文字で構成されている。

神奈川県の茅ヶ崎市美術館が、国内の公立美術館としては初めて、アロハシャツをテーマにした展覧会「ヴィンテージアロハシャツの魅力 COLLECTION by SUN SURF」を開催する。会期は9月12日~11月8日。

独特の違和感を持った写真作品を手がける矢島陽介。その個展「Interaction」が、東京・恵比寿のCAGE GALLERYで開催されている。本展では、新作の映像作品を見ることができる。会期は11月8日まで。

イギリス政府が文化芸術セクターに提供する15.7億ポンド(約2100億円)の緊急支援パッケージ。その詳細が明らかになった。

第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館のキュレーター・門脇耕三や参加建築家たちが、新たな関連プロジェクトとその活動予算を確保するためのクラウドファンディングを立ち上げた。展示物としてのマテリアルをアップサイクルし、クラウドファンディングを支援した人々にリターンとして返す。

第10回
新型コロナウイルスの感染拡大によって、アート界は大きな打撃を受けている。文化庁や各自治体は様々な文化支援策を打ち出しているが、その規模ははたして適切と言えるのだろうか? 「パーセント・フォー・アート」をはじめとする世界各国の文化政策を紐解き、現状を照らし出す。

東京・馬喰町のgallery αMは、8月より長谷川新をゲストキュレーターに迎えたシリーズ「約束の凝集」を開催。5名のアーティストが2021年にかけてそれぞれ個展を行う。

東京都在住の日本人アーティスト・Haroshiによる新作個展「1:1」が、8月25日より東京・中目黒の3110NZ by LDH Kitchenで開催。本展は、渋谷パルコ内NANZUKA 2Gにおける展覧会「HAROSHI FREE HYDRANT CO」との同時期開催となる。

京都・KUNST ARZTで、同ギャラリー代表でアーティストの岡本光博が企画する「天覧美術 御所編」展が開催。岡本のほか、木村了子、小泉明郎、鴫剛、藤井健仁が参加した。天皇制をめぐるタブーを中心に、政治や表現の自由などのテーマを扱った作品で構成された本展を、清水穣がレビューする。

東京有数のビジネスエリアである丸の内と有楽町。ここを会場にする「⼤丸有SDGs ACT5×東京ビエンナーレ2020/2021」で、3名のアーティストによる巨大作品が登場した。

2月末に開幕し、新型コロナウイルスの影響でわずか2週間後に中断されたヨーロッパ最大級の着物展「Kimono:Kyoto to Catwalk」が、8月27日よりロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で再開する。担当学芸員によるギャラリー・ツアーの動画シリーズもオンラインで公開されている。

アイ・ウェイウェイが、コロナ禍において数ヶ月の封鎖下に置かれた武漢を記録した長編ドキュメンタリー『Coronation』を発表。8月21日よりVimeoオンデマンドでレンタル・購入可能だ。

デザインの世界における巨匠を多く輩出してきたデンマーク。その歴史をひも解きながら、デンマーク・デザインの魅力に触れる展覧会が、神戸ファッション美術館で開催される。会期は9月19日~11月8日。

世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル」が、9月と10月に新しいオンライン・ビューイング・ルームを開設することを発表した。9月23日〜26日に開催される「OVR:2020」では2020年に制作された作品、10月28日〜31日の「OVR:20c」では20世紀の作品を展示する予定だ。

新型コロナウイルスにより活動を自粛せざるを得ないプロのアーティスト、クリエイター、スタッフ等を対象とした、東京都独自の芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」。「個人型」の採用企画とのウェブサイトでの動画配信と、「ステージ型」の採択企画の決定が行われた。

先週から今週にかけて始まった展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。