
地域社会との接点を広げ、他者と生き抜く。ルアンルパインタビュー
2022年に開催されるドクメンタ15の芸術監督を務めることになったインドネシアのアート・コレクティブ、ルアンルパ。2000年に1軒の家を拠点に6名の作家が集り始まったその実践は、都市問題に応答しながら拡大してきた。彼らがどのように社会とともに活動してきたのか、拠点とするジャカルタで話を聞いた。

2022年に開催されるドクメンタ15の芸術監督を務めることになったインドネシアのアート・コレクティブ、ルアンルパ。2000年に1軒の家を拠点に6名の作家が集り始まったその実践は、都市問題に応答しながら拡大してきた。彼らがどのように社会とともに活動してきたのか、拠点とするジャカルタで話を聞いた。

第10回
急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。

第4回
アート・バーゼルとUBSが毎年公表している「The Art Basel and UBS Global Art Market Report」。アジアのアートマーケットの可能性やNFTブームの行方、そしてウクライナ戦争やコロナ禍による燃料価格の高騰やサプライチェーンの混乱がもたらす影響について、レポートの著者クレア・マカンドリュー博士にオンラインでインタビューを行った。

第6回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第6回は、東京国立博物館で開催中の「沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」を担当した三笠景子が、東京国立博物館の琉球コレクションの歴史や本展の展示の意義を語る。

今週開幕した/閉幕する展覧会のなかから、とくに注目したい6つをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

美大受験・美術大学を舞台とした人気マンガ『ブルーピリオド』。これを題材にした初の大型展覧会「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」が、天王洲の特設会場で開催。作中絵画や会田誠をはじめとするアーティストたちの作品も展示される本展の見どころとは? ※画像はすべて©山口つばさ/講談社/ブルーピリオド展製作委員会

公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団・川崎市岡本太郎美術館は、第26回岡本太郎現代芸術賞への作品公募を、7月15日から9月15日までの期間で実施する。

創立80年を迎えた三井不動産が、周年事業のひとつとして、創業の地である日本橋を舞台に、アートと街をつなぐ初の試みを展開している。このチャレンジは未来に何をもたらすだろうか?

ARTS ISOZAKIを主催するアートプロデューサーの磯崎寛也の詩集『ソラリスの襞』。磯崎が師と仰ぐ現代美術家・伊藤公象が挿絵を担当した本詩集はいかに誕生したのか。ふたりに制作にいたる過程や、伊藤の活動が磯崎に与えた影響などについて話を聞いた。

マシュー・バーニーが1987年より取り組む「拘束のドローイング」シリーズ。その9番目にあたる作品《拘束のドローイング9》を中心に、関連作品を紹介する特別展示が金沢21世紀美術館で9月11日まで行われている。

金沢21世紀美術館が同館新収蔵品を含むコレクション作品を中心に、現代美術における「うつわ」を多角的な視点で紹介する展覧会「コレクション展Ⅰ うつわ」を開催中だ。

2019年に初開催の予定だったが、数度もの延期を経てシンガポールの新たな国際アートフェア「ART SG」が、2023年1月12日〜15日での開催を発表した。

「まわるワニ」をはじめとする機械仕掛けの作品で知られる現代美術家・タムラサトル。その個展「ワニがまわる タムラサトル」が国立新美術館で開幕した。本展の見どころを担当研究員の言葉とともにレポートする。

江之浦測候所を有する小田原文化財団が、世界各国のアート機関が気候変動を観測するプロジェクト「World Weather Network(ワールド・ウェザー・ネットワーク)」に参加することを発表した。

昨年行われた、パリのエトワール凱旋門を布で包むクリストとジャンヌ=クロードのプロジェクト「LʼArc de Triomphe, Wrapped, Paris, 1961–2021(包まれた凱旋門)」。その制作背景と実現過程をたどる企画展「クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”」が21_21 DESIGN SIGHTで始まった。

2023年7月、国際水準のアートフェア「TOKYO GENDAI」がパシフィコ横浜で初開催される。これまでアジアを中心に数々のフェアを手がけてきた「The Art Assembly」のマグナス・レンフリューが音頭を取り、Google Arts & Cultureで日本のアートシーンとも関係を築いてきたEri Takaneがフェアディレクターを務めるこのフェア。その狙いや日本のマーケットに対する考えを聞いた。

東京・原宿のThe Icebergを会場に、NEW AUCTIONの「NEW002」セールが6月11日に開催された。そのハイライトをレポートする。

2022年、香港・銅鑼湾の商業ビルに新たな現代アートギャラリー「Property Holdings Development Group」(PHDグループ)がオープンした。ギャラリストと評論家の夫婦が共同設立したこのスペースが目指す、コマーシャルと批評性の両立という方向性について、話を聞いた。*The English version is below the Japanese.

第3回
2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。拾ってきた子犬に名前が付いた。

第3回
経済発展を背景に、中国では毎年新しい美術館・博物館が続々と開館し、ある種珍異な光景を見せている。本連載では、そんな中国の美術館生態系の実態を上海在住のキュレーター・金澤韻が案内。第3回は、中国本土唯一の公立現代美術館「上海当代芸術博物館」(PSA)をお届けする。