開拓移民と野球がつなぐ、広島市と「もうひとつの広島」とは。はがみちこ評 谷本研+中村裕太「タイルとホコラとツーリズム season6《もうひとつの広島》」展

ふたりのアーティストによるゆるやかなユニット、谷本研+中村裕太は、街中に点在する地蔵などを祀った小規模な社(やしろ)である路傍祠(ろぼうし)や、そこに使用されるタイルに着目したプロジェクト「タイルとホコラとツーリズム」を2014年に開始した。本展では広島市段原地区でのリサーチを出発点とし、明治期に同地区出身の多くの広島県人が、北海道の現・北広島市に開拓移民として入植したことに着目。独自のツーリズムを方法論とする本プロジェクトを、はがみちこが論じる。

REVIEW

スターバックスでアートを味わう。水口貴文と遠山正道が語る「場」の思想

日本全国のスターバックス コーヒーには、店舗ごとに異なる美術作品が展示されているのをご存知だろうか。このアートの取り組みを推進するのが、スターバックス コーヒー ジャパン代表取締役最高経営責任者(CEO)の水口貴文だ。今年9月からは、スマイルズの遠山正道率いる「The Chain Museum」が開発したアーティスト支援アプリ「ArtSticker」とスターバックスがコラボレーション。ArtStickerのアプリで一部店舗の作品を楽しむことができる。ふたりが目指すアートの「場」と、その背景にある思想について話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

出版社の代表も務めるアーティスト。ジョナサン・エレリーが最新刊の刊行を記念してトークイベントを開催

イギリスの出版社「Browns Editions」の代表も務めるアーティスト、ジョナサン・エレリーのトークイベントが、10月8日に東京・恵比寿のPOSTで開催される。ゲストは、ロンドンのデザインコンサルティングファーム「North」の設立者、シーン・パーキンス。クライアントワークに徹した戦略的なVIを手がけるパーキンスと、アーティストブックを精力的に制作し続けるエレリーという、対照的な2人のトークセッションに注目が集まる。

NEWS / HEADLINE

「フリーズ・ロンドン」と「フリーズ・マスターズ」が開催。ブレグジット直前の英国アート市場

イギリスの欧州連合離脱(ブレグジット)期限が迫っている10月初、イギリス最大級のアートフェア、「フリーズ・ロンドン」と「フリーズ・マスターズ」が、ロンドン北部にある王立公園「リージェンツ・パーク」の2会場で開催された。その様子をレポートで紹介する。

NEWS / REPORT

5G時代の映像論から建築短編映画のパンフレット集まで。10月号新着ブックリスト(2)

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。中山英之による建築を舞台にした短編映画のパンフレット集や現代アートと軍事を手掛かりとした高度情報社会の映像論など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

INSIGHT

Chim↑Pom作品集から、20・21世紀美術概説書待望の日本語訳まで。10月号新着ブックリスト(1)

新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を取り上げる、雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナー。Chim↑Pomの最新作品集や世界で教科書としても使用される20・21世紀美術概説書の日本語訳など、注目の新刊を3冊ずつ2回にわたり紹介する。

INSIGHT