
ユニクロとボストン美術館がコラボレーション。KATAGAMIコレクションをUTとして発売
村上隆やKAWSなど、アーティストとのコラボレーションを次々に展開しているユニクロ。その次のコラボ先がアメリカを代表する美術館のひとつ、ボストン美術館が所蔵する型紙コレクションとなることが明らかになった。このコラボレーションはどのように実現し、何を意味するのか? ユニクロの担当者と、来日したボストン美術館副館長のキャサリン・ゲッチェルに話を聞いた。

村上隆やKAWSなど、アーティストとのコラボレーションを次々に展開しているユニクロ。その次のコラボ先がアメリカを代表する美術館のひとつ、ボストン美術館が所蔵する型紙コレクションとなることが明らかになった。このコラボレーションはどのように実現し、何を意味するのか? ユニクロの担当者と、来日したボストン美術館副館長のキャサリン・ゲッチェルに話を聞いた。

ミュージシャン、小説家、映画評論家など多彩な顔を持つアーティストの中原昌也。東京・新宿のSprout Curationでは初となる個展が8月9日から31日にわたって開催中だ。

インターネット上に点在する古今東西のイメージや身近なモチーフをコンピュータ上で構成し、その仮想世界をキャンバスに描き起こしてきた今津景。選ばれるモチーフのなかには、ドラクロワ、マネ、歌川広重などによる名画も含まれ、その思考と制作の根底には、脈々と続く美術の歴史が息づいている。山本現代で個展「Measuring Invisible Distance」を行った今津に、幼少期や作家としての現在、これからの話を聞いた。

伊勢型紙に焦点を当てた展覧会「亜空間として形成する 伊勢型紙・江戸小紋の世界 長坂常(建築家)×廣瀬雄一(江戸小紋職人)」が、東京・表参道のEYE OF GYREで開催されている。会期は8月26日まで。

画壇から離れ、鹿児島県・奄美大島で亜熱帯の植物や鳥などを題材とした生命力あふれる日本画を描き続けた田中一村(1908〜77)。その生誕110年にあたる今年、国内外で展覧会が開かれている。

日本現代詩をリードし続ける詩人・吉増剛造の個展「涯(ハ)テノ詩聲(ウタゴエ) 詩人 吉増剛造展」が、東京の渋谷区立松濤美術館でスタートした。その見どころをお届けする。

和歌山県立近代美術館と熊野古道なかへち美術館が協働し、サウンド・アーティストの鈴木昭男を2005年以来、13年ぶりに招聘。和歌山県立近代美術館では特集展示「鈴木昭男 音と場の探究」が開催されている。秋には、熊野古道なかへち美術館にて新作展「鈴木昭男 ― 内 在 ―」が開催される。会期は8月4日~10月21日(和歌山県立近代美術館)、10月6日~11月25日(熊野古道なかへち美術館)。

東京・新宿のユミコチバアソシエイツで毎年開催されている高松次郎展。今年は展覧会タイトルを「Between the Lines」と題し、高松の「線」にまつわる作品シリーズを、ソル・ルウィット、アグネス・マーティンの作品とともに展示するという。会期は8月25日〜9月21日。

タイ・バンコクにあるギャラリーVERで同地を拠点に活動するアーティスト、ワンタニー・シリパッタナーナンタクーンの個展「THE BROKEN LADDER」が行われた。タイの社会情勢を反映した作品を手がけるシリパッタナーナンタクーンが本展で主題としたのは家や土地。本展をインディペンデント・キュレーターの長谷川新がレビューする。

鬱屈した青春を描いた寺山修司の問題作『書を捨てよ町へ出よう』が、ふたたび藤田貴大(マームとジプシー主宰)の演出によって上演される。本作が再演されるにあたって、主人公の「私」という難役に挑むのは、本作が初舞台となる注目の若手俳優・佐藤緋美。「私」と同じくして、現在18歳である佐藤がどのように「私」を演じるのか期待されている。上演期間は10月7日~21日。

著作『オリジナリティと反復』や、美術批評誌『オクトーバー』の編集などで知られるアメリカの批評家ロザリンド・クラウスの著作『独身者たち』(原題 "Bachelors", 1999)の日本語訳が刊行される。

夏休みはアウトドアや芸術祭だけではなく、美術館へ展覧会を見に行くのも楽しみのひとつ。日本各地で開催されている展覧会のなかから、編集部が注目する展覧会を地域ごとに5つずつピックアップ!第5弾は子供も大人も一緒に楽しめる展覧会のなかでも、東京以外の展覧会に注目。

KAAT 神奈川芸術劇場で毎年開催されているダンス・フェスティバル「KAAT DANCE SERIES」。数々のプログラムの中から、伊藤郁女と森山未來のクリエーション『Is it worth to save us?』の世界初演と、バレエ・ロレーヌによるトリプルビル(=3つの演目を一晩に上演する公演)をピックアップ。その見どころをお届けする。

2006年にスタートした新進アーティストの活動を支援する公募展「shiseido art egg」(シセイドウ アートエッグ)。12回目の今年、選出された冨安由真、佐藤浩一、宇多村英恵の3名は資生堂ギャラリーで何を見せるのか。連続インタビューの最終回となる第3弾では、8月3日から個展が行われている宇多村英恵に話を聞いた。

武蔵野市立吉祥寺美術館による「記録と記憶のありか / ありかた」をテーマとした企画展のシリーズの第3弾「江上茂雄:風景日記 diary/dialogue with landscapes」。本展は専門教育を受けず、生まれ育った九州を出ずに毎日作品を制作した画家・江上茂雄の東京では初となる個展だ。本展と江上の画業に、ペインターでグラフィックデザイナーの佐藤直樹が迫る。

新しい時代の中国美術を担う世代として、民主化が急速に進んだ中国においてシニカルでポリティカルな視点を持つアーティスト、チウ・ジージエの特別展が、「東アジア文化都市2018金沢」の一環として開催される。会期は9月8日~2019年3月3日。

20世紀アメリカを代表するアーティスト、キース・ヘリング。その生誕60年を記念した特別展「Pop, Music & Street キース・ヘリングが愛した街 表参道」が表参道ヒルズのスペース オーで8月9日よりスタート。その見どころをお届けする。

現在はドイツに活動の拠点を移している現代芸術家のアイ・ウェイウェイ(艾未未)の、中国で使用していた制作スタジオが取り壊された。自身のインスタグラムには取り壊し工事の様子がアップされている。

青森県八戸市の中心街に、市民のための多目的広場「マチニワ」がオープン。7月21日にオープニングイベントが行われ、アートディレクターの森本千絵が監修した噴水兼水飲み場「水の樹」も披露された。

世界中の人々をいまなお魅了し、刺激し続ける画家フィンセント・ファン・ゴッホ。そんなゴッホの人生に焦点を当て、ゴッホ美術館の協力のもと制作されたドキュメンタリー映画『フィンセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』が10月6日より公開される。