MAGAZINE

明治神宮で「紫幹翠葉−百年の杜のアート」展が開催。現代美術作家が⽇本古来の様式に描く

創建100年を迎える明治神宮が、その内苑と外苑で様々な展覧会やイベントを開催する「神宮の杜芸術祝祭」。その一環として、すでに野外彫刻展「天空海闊(てんくうかいかつ)」が3月より開催されているが、新たに7⽉10⽇より明治神宮ミュージアムで展覧会「紫幹翠葉(しかんすいよう)─百年の杜のアート」が開幕する。

NEWS / EXHIBITION

京都市独自の「京都の芸術家等の活動状況に関するアンケート」の調査結果が発表。文化芸術分野の支援のニーズが明らかに

京都市が5月17日を期限に意見を募っていた、新型コロナウイルスの影響を受ける芸術家などへ支援のニーズを明らかにする実態調査「京都の芸術家等の活動状況に関するアンケート」。その調査結果が発表され、創作発表の機会が失われたことによる経済的損失と支援ニーズの実態が明らかになった。

NEWS / HEADLINE

物語は、万華鏡のような明晰さを伴って映画全体に反響する。飯岡陸評 エドワード・ヤン『ヤンヤン 夏の想い出』

1980年代におこった台湾ニューシネマを代表する映画監督、エドワード・ヤン。『ヤンヤン 夏の想い出』は2000年に公開され、カンヌ国際映画祭監督賞を受賞するも、ヤンの遺作となった作品である。台湾の社会を見つめ続けてきたヤン監督が本作に込めた問いに、現代の私たちはどう応答できるか。キュレーターの飯岡陸がレビューする。

REVIEW