ホキ美術館、再オープンで写実画家・森本草介の回顧展を開催
水害の影響で2019年10月26日から休館していたホキ美術館が8月1日に再オープン。同館コレクションの原点となった写実画家・森本草介の回顧展「森本草介展」を開催する。会期は11月16日まで。
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10月25日に発生した豪雨による水害で大きく被災し、約9ヶ月間にわたって休館してきたホキ美術館が、8月1日に再オープン。これに伴い、「森本草介展」を開催する。
ホキ美術館は、日本初の写実絵画専門美術館として2010年11月に千葉に開館した美術館。現存作家を中心に写実絵画を専門に収蔵しており、現在、約60作家480点の写実絵画を所蔵している。そのコレクションの原点とも言えるのが、同館創設者・保木将夫と写実画家・森本草介(1937〜2015)との出会いだった。
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保木は1997年頃に森本の作品と出会ったことで衝撃を受け、写実作品のコレクション第1号として《横になるポーズ》を購入。これを出発点として、現在同館の森本作品コレクションは36点を数える。
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今回の回顧展では、こうした森本作品のなかから、上述の《横になるポーズ》をはじめとする婦人像21点、風景画10点、静物画3点の計34点を展覧。同時開催として40歳以下の写実作家を対象とした公募展「第3回ホキ美術館大賞」の大賞展も行われる。
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