奈良県立大学は、今年8月から「CHISOU(チソウ)」と題したアートマネジメントの技法を修得する実践型人材育成プログラムをスタートさせると発表した。
「CHISOU」は、文化庁による令和2年度「大学における文化芸術推進事業」の採択を受けて行われるプログラムで、大学教員やアーティスト、キュレーターなど23名の講師とともに、アートプロジェクトを実践しながらアートマネジメントの技法修得を図るというもの。ディレクターは、現代美術家であり奈良県立大学准教授の西尾美也が務める。
実施期間は2021年2月まで。プログラムは、地域の多層性を読み解くレクチャーを受ける「読解編」、アーティストと共にアートプロジェクトを企画・制作・運営する「表現編」、アートプロジェクトのアーカイブを実践する「共有編」の3つ(各7回程度)から構成。表現編では、アーティストの長坂有希、山城大督、ジェームズ・ムリウキ、sonihouseなどが講師として参加する。
コースは、各プログラムを通しで受講する「ラボメンバーコース」と、気になった回だけをスポットで受講する「ゲストコース」に分かれており、幅広い受講者を募集する。受講料は無料。
なお同大では、キャンパス内に「CHISOU」の活動拠点となるスペース「CHISOU lab.(チソウ・ラボ)」 もオープン。プログラムに沿ったレクチャーやワークショップの開催、アーティストによる制作や発表、アーカイブの実践など、あらゆる実験的創造を体現する空間となるという。