
「中心/周縁」の境界線をほぐす。 「越境するミュージアム」展で 2つの美術館がコレクションを交換
岡山県岡山市の「S-HOUSEミュージアム」と、広島県福山市の「クシノテラス」が協働して展覧会「越境するミュージアム」を開催する。本展は、一見対極的な2つの美術館がそれぞれのコレクションを交換しあうというもの。会期は7月14日〜12月16日(クシノテラス)、8月4日〜12月16日(S-HOUSEミュージアム)。

岡山県岡山市の「S-HOUSEミュージアム」と、広島県福山市の「クシノテラス」が協働して展覧会「越境するミュージアム」を開催する。本展は、一見対極的な2つの美術館がそれぞれのコレクションを交換しあうというもの。会期は7月14日〜12月16日(クシノテラス)、8月4日〜12月16日(S-HOUSEミュージアム)。

飯田Jennifer桃子、松本望睦、スティーブ・ビショップ、松平莉奈、藍嘉比沙那5名によるグループ展が東京・目白のTALION GALLERYにて開催。会期は5月26日〜6月24日。

建築家・平田晃久の個展「平田晃久展 Discovering New」が東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催される。建築を広義の生命活動として再発見することで、新たな可能性を見出そうとする平田の、これまで手がけてきたプロジェクトを体感することができる。会期は5月24日~7月15日。

BMWは、5月26日から開催される「六本木アートナイト2018」でBMWのブランド・フレンドである香取慎吾によるアートカーを公開する。

今年で9回目の開催となる「六本木アートナイト」。今年は5月26日、27日の2日間にわたり、六本木ヒルズを中心に、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館など各会場で多数のプログラムが展開される。気になるその見どころとは?

第24回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第24回は、岡山県倉敷市でお化け屋敷の人形制作を行う、最後のお化け人形師・中田市男を紹介する。

旧東ドイツに生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動しているコーネーリア・トムセンの日本では3年ぶりとなる個展が、2018年6月2日〜16日の会期で東京・京橋の加島美術で開催される。トムセンの代表作である「Stripes」シリーズの新作、銅版油彩画も日本で初公開。レセプションでは作家本人によるギャラリートークも開催される。

1985年頃の千葉県船橋市の団地や新興住宅地で暮らす人々の生活を撮影した北井一夫の個展「フナバシストーリー」が、東京・新宿のYumiko Chiba Associatesで開催される。会期は2018年5月25日〜6月23日。

広島のアートギャラリーミヤウチにて、1960〜80年代に地元作家の重要な活動拠点であった「画廊 梟(ふくろう)」の関連資料・作品による展覧会が開催された。コレクションの紹介にとどまらず、オーナーであった志條みよ子の表現に対する姿勢を新たな観点から伝えた本展を、広島市現代美術館学芸員の松岡剛が論じる。

陶芸家・尹 煕倉(ゆん・ひちゃん)の、京都では初となる個展「Sand River Work 砂の流れ ― 鴨川 京都 」が艸居アネックスと艸居の2会場で開催される。会期は2018年5月12日〜6月9日。砂を採取し、自身で作成した絵具を使用して制作するシリーズの最新作が展示される。

ポンピドゥー・センター・メッスでは「セゾン・ジャポネーズ」(日本シーズン)の皮切りとして行われた建築展「ジャパン・ネス」に続いて、日本のコンテンポラリー・アートのシーンを網羅する大規模な展覧会「ジャパノラマ」が2017年10月から18年3月にかけ開催された。本展でキュレーターを務めたキュレーターの長谷川祐子に展示の狙いとポンピドゥー・センターが日本の美術にフォーカスする理由を聞いた。

村上隆とユニクロ、そしてドラえもんがコラボレーションした「ドラえもんUT」が、5月25日より日本をはじめとする世界19の国と地域で発売される。これを前に、先行販売が行われた東京・新宿のビックロに村上本人が登場した。

アーティストとしての活動に注目が集まる香取慎吾が、13人の若手アーティストたちと共演する展覧会「NAKAMA de ART」が帝国ホテルプラザでスタートした。会期は6月24日まで。

神出鬼没、正体不明のアーティスト・バンクシー。そのバンクシーがストリートに残した作品にフォーカスしたドキュメンタリー映画『バンクシーを盗んだ男』が、2018年8月4日より公開される。

沖縄のオルタナティブ・スペース「BARRAK(バラック)」が、参加者が自由に展覧会を行うアンデパンダン展「BARRAK INDEPENDANTS バラックアンデパンダン-生き抜くために創るのだ」を6月15日から24日まで開催。5月31日まで参加申し込みを受け付けている。

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年4・5月号では、バウハウスや近代日本画史に新たな視座を提示する書籍など4冊を紹介した。

金沢21世紀美術館で「起点としての80年代」が開催される。本展は、今日のアートシーンの起点を「80年代」という狭義のなかで探っていくというもの。会期は7月7日〜10月21日。

千葉正也、⼩林正⼈、リー・キット、⼭本篤によるグループ展「どう⽣きるか #2 六本⽊にて」が、東京・六本木のシュウゴアーツで開催される。会期は5⽉25⽇〜6⽉23⽇。

アメリカン・ポップ・アートの代表作家のひとり、ロバート・インディアナが現地時間5月19日に逝去した。享年89歳。インディアナは活字体の彫刻「LOVE」シリーズなどで知られる。

5月26日より、イタリア・ヴェネチアで「第16回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」が開幕する。今回の日本館は、貝島桃代、ロラン・シュトルダー、井関悠がキュレーターを務め、「建築の民族誌」を題材に42組の作品を紹介する。